ことしの日本プロ野球で大活躍した阪神の呉昇桓が、シーズンを終えて韓国に帰国した。(提供:OSEN)
ことしの日本プロ野球で大活躍した阪神の呉昇桓が、シーズンを終えて韓国に帰国した。(提供:OSEN)
ことしの日本プロ野球で大活躍した阪神のオ・スンファン(呉昇桓)が、シーズンを終えて韓国に帰国した。

オ・スンファン の最新ニュースまとめ

 韓国で通算277セーブをあげ、その後日本プロ野球入りして1年目のオ・スンファンは、レギュラーシーズン64試合に登板し、2勝4敗39セーブ、防御率1.76という成績を残した。シーズン中に日韓通算300セーブを達成し、今シーズンはセ・リーグのセーブ王に輝くなど、大成功のシーズンとなった。

 秋にも大活躍してチームを日本シリーズ進出に導いた。日本シリーズでは残念な結果となったが、CSでは6試合全てに登板してMVPを獲得。韓国でも秋に強かったオ・スンファンの姿をそのまま見せてくれた。

 3日、金浦空港に到着したオ・スンファンは、まず「ケガもなくシーズンを過ごせた点は満足している。成績では39Sをあげたが、それよりもセーブできる状況でできなかったこと(=ブラウンセーブ)が6回あったということのほうが大事だと思っている」と述べ、守りきった勝利よりも守りきれなかった試合を振り返り、さらに成長していきたいという意志を見せた。

 さらに記憶に残る試合についてオ・スンファンは「日本シリーズでサヨナラホームランを打たれたことだ。全ての試合が大事だが、特に大事な試合だったのでサヨナラホームランを浴びたことはずっと記憶に残りそうだ。これからの野球人生に役に立つと思う」と続けた。

 これから補わなければならない点について、すでに日本のマスコミでも“落ちる変化球”の必要性が問われているが、オ・スンファン本人もその点について挙げている。「たくさんの方が助言してくださっているように、変化球が不足している。春のキャンプではそれを補っていきたい」と球種追加の可能性を明かした。

 しかしそれは一番の課題ではないとオ・スンファンは説明した。「今持っている球種を完ぺきにすることが第一だ。他の変化球の習得はその次だと思っている。ことしはツーシームも多く活用した」と現在の球種をさらに磨くことが先決だと述べた。



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