【ソウル聯合ニュース】韓国軍が10日スタートした北朝鮮の挑発や全面戦争に備える定例の「護国訓練」の一環として、北朝鮮に近い黄海5島の防衛を担う韓国軍の「西北島嶼(とうしょ)防衛司令部」は同日、陸海空軍と海兵隊合同の北西部島嶼の防衛訓練を10日から12日まで行うと発表した。 同訓練について同司令部は、兵士約6000人が参加し、過去最大規模でこれまで以上に実戦的であると説明した。 訓練は北朝鮮の銃砲などによる挑発や奇襲など、状況に応じた兵力と装備が実際に野外で活動する方式で進行される。実弾使用と砲射撃は行わない。   同司令部の関係者は「司令部は迅速な味方の被害復旧能力向上のため、大量の戦死、戦傷者の処置班運用や緊急整備手順を練習し、関係機関と協力して火災鎮圧訓練を行った」と説明した。 同司令部の李永柱(イ・ヨンジュ)司令官は訓練現場で作戦遂行手順を点検。運用できるすべての戦力を用いて、ちゅうちょすることなく断固として反撃し、挑発の意志を完全に粉砕しなければならないと強調した。 yugiri@yna.co.kr
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