オ・スンファン の最新ニュースまとめ
今シーズン、阪神に入団したオ・スンファンは39セーブをあげた。韓国プロ野球よりも水準の高い日本の舞台で迎える最初のシーズンは、苦戦するかもしれないという不安もあったが心配無用だった。オ・スンファンは今シーズン64試合で2勝4敗39S、防御率1.76という成績を残し、セ・リーグのセーブ王となった。ポストシーズンでも連投の中、鋼鉄のような体力を見せて阪神の日本シリーズ進出に大きな貢献をした。確実なリリーフがおらず苦戦していた阪神としては、一筋の光となる活躍だった。
オ・スンファンは阪神と契約金2億円、年俸3億円、年間インセンティブ5000万円など計9億円で契約をした。注目すべき点は、オ・スンファンの契約が来シーズンで終わるということだ。再び自由の身になるのだ。日本残留の可能性もあるが、現時点ではメジャーリーグに挑戦するという見方が優勢だ。オ・スンファンは阪神に移籍する前、日本が終着点ではないとし、メジャー挑戦に対する意欲を示唆していた。
ではメジャーリーグではオ・スンファンをどう見ているのか。基本的な関心は、阪神への移籍前からあったというのがメジャースカウト陣の共通した評価だ。ナ・リーグのあるスカウトは「いくつかのチームがオ・スンファンに対して関心を持っているが、オ・スンファンが予想よりも早く日本行きを決定し、うやむやとなった」と当時を振り返り、「基本的な資料は持っており、日本でも活躍できているので、続けて関心を持ち続けるのではないか」と個人的な見解を明らかにした。
韓国プロ野球でトップクラスの選手はメジャーでも通用するというのは、多くのスカウト持っている普遍的情緒だ。そこに韓国よりも一段階レベルの高い日本でもその技量が通じることを見せた後は、展望が明るくなる。メジャーリーグのあるスカウトは個人的見解として「オ・スンファンの価値は去年より落ちてはいないと思う」と述べた。日本最高のリリーフ投手だった藤川球児がシカゴ・カブスに行った時は2年契約で950万ドルだったことを考えると、そのくらいを期待できると言えなくはない。
もちろん来年の活躍そして、来年のFA市場の状況によって変わる可能性もあるが、ブレることなく自分の経歴を開拓しているオ・スンファンだからこそ期待が高まる。ク・デソン(具臺晟)、サムソン・リーなど韓国から日本を経てメジャーリーグに進出した先輩たちの例もある。一段ずつ経歴の高い所に向かって歩んでいけるのか、今後に注目したい。
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