大韓航空チョ・ヒョンア前副社長(40)がNY発仁川行の航空機内で、事務長と乗務員に土下座をさせ、罵倒する現場を見たという目撃者が現れた。(提供:news1)
大韓航空チョ・ヒョンア前副社長(40)がNY発仁川行の航空機内で、事務長と乗務員に土下座をさせ、罵倒する現場を見たという目撃者が現れた。(提供:news1)
大韓航空チョ・ヒョンア前副社長(40)がNY発仁川行の航空機内で、事務長と乗務員に土下座をさせ、罵倒する現場を見たという目撃者が現れた。韓国メディアが11日、伝えた。

 当時、機内のエコノミー席の前方に座っていたという乗客は、チョ前副社長がひざまずく女性乗務員にファイルのようなものを投げつけ、罵倒していたと伝えた。マニュアルと思われるこのファイルは乗務員の胸に当たり床に落ちたという。

 初めは女性乗務員一人がひざまずいていたというが、後に男性事務長もその女性の横で同じくひざまずいた。チョ前副社長の罵声はエコノミー席にまで聞こえる状態だったと、その乗客は話す。チョ前副社長が発する内容までは聞き取ることができなかったようだが、乗務員に向かってファイルを投げた際、ぞんざいな言葉で「(ファイルからマニュアルを)探してみろってことだよ」と声を張り上げたのははっきり記憶していたとのこと。

 この乗客は「なぜその状況を見た(ファーストクラスの)乗客が口を閉じているのかが分からない」とも話したという。

 これを前に、去る5日、チョ・ヒョンア前副社長は客室乗務員がナッツを袋のまま提供するなど、マニュアルに沿った対応をしなかったことに腹をたて、事務長を機体から降ろすために航空機をランプリターンさせた。これにより、ジョン・F・ケネディ国際空港発-仁川国際空港行きの飛行機は、予定時刻より11分遅れで目的地へ到着。

 この件が物議を醸し、チョ氏は副社長の職を辞任するまでに発展した。本日午後には国土部に出頭し、調査を受ける予定となっている。

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