イ・ビョンホン の最新ニュースまとめ
先日、「50億脅迫事件」の被告人の女性2人にはそれぞれ懲役1年と、懲役1年2か月の実刑が宣告されたばかり。「法律」としては、被害者のイ・ビョンホンの告発どおりの内容であった。
しかし、メディアから流れた被告人とのやり取り内容を見る限り、「道徳」としてはイ・ビョンホンに大きな傷が付いてしまった。裏切られた新婚の妻イ・ミンジョンについては大衆の同情の的であり、「忍耐する女性」のシンボルでもあった。
妊娠7か月の発表で「50億脅迫事件」が発生した去年の夏を逆算すると、イ・ミンジョンは妊娠3か月ほどの時期から、極度のストレスと喪失感を感じながら、広告モデルの活動まで行ってきたことになる。
イ・ミンジョンは名門家の娘であり、イ・ビョンホンとの離婚を考えているとの噂も流れていた。韓国芸能史上、最高額の慰謝料になるとの噂までも流れていた。イ・ビョンホンは、俳優としての出演料、広告収入の富だけではなく、韓国芸能界で「不動産の富豪」としても知られているからだ。
実際にイ・ビョンホンは5年間で不動産に約12億円を投資し、約15億円を稼いでいると報道されている。
まず、韓国の中部、忠清南道の地下1階・地上7階のビルだが、これは2010年に約3億円で競売で落札した物件で、交通の便もよく、近くには大学もあるため、現在の相場は10億円を超えているという。
2軒目は、ソウル近郊の京畿道の龍仁市にある地上2階のビルで、同じく競売で、約5億円の落札だったと伝えられている。このビルも現在の相場は約9億円にも達しているとのこと。
最後に、現在は売り渡している京畿道のビルだが、2009年に約3億5000万円で落札し、2012年に約7億2000万円で譲渡したとのこと。ここでも投資額の倍以上の差益を獲得している。
おそらく、本業に比べても勝るとも劣らない収益を上げている超優秀な「財テク俳優」で、「不動産投資の天才」であるのだ。
今回の脅迫・恐喝事件の常識では考えられないほどの金額の大きさには、そんな噂を嗅ぎつけた発想も関係していたかもしれない。
今回の「50億脅迫事件」のしわ寄せで、これまでのダンディーで楽天的なイメージに大きくヒビが入ってしまったイ・ビョンホン。事件発生前までは、ハリウッド映画の「ターミネーター5」に出演するなど、役者として絶頂期を謳歌していたが、残念ながらジェットコースターのように転落してしまった。
大手企業との広告契約も相次いで取り消され、収入の面でもかなりのダメージを受けたはずだ。
話は戻るが、4月に生まれる子供は、煩悩するイ・ミンジョンを引き留め、危機の家庭を守ってくれた大切な存在であることは間違いない。
俳優としての名声とワールド・スターとしての期待感、巨大な富も、忍耐できる妻も、そして、不祥事の中でも可愛い子供を持つ事になった彼が、2度と同じ過ちは繰り返さないことを願う。若い時の「火遊び」は子どもの誕生と共に忘れて欲しい。
20年前の新人俳優から、10年前の日韓に通用する俳優、そして、今になって世界の俳優として着々と成長してきた名俳優を、あまりにも安っぽい一瞬の欲望のせいで失いたくはない。
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