ハ・ジウォン の最新ニュースまとめ
本作は、ハ・ジウォン、チュ・ジンモ、チ・チャンウクら豪華スターの共演で、元に服属していた高麗に生まれ、貢女(コンニョ)から元の皇后にまで上りつめた女性、奇皇后の波乱の人生をダイナミックに描いた“エンターテインメント・ロマンス史劇”。
今後の放送では、自分の大切な人たちをことごとく奪ったヨンチョル一族に対する復讐への道を歩み始めたヤン/スンニャン(ハ・ジウォン)が、いよいよ側室から皇后へと上り詰めていく過程が描かれる。さらに威厳と輝きを増すハ・ジウォンの気迫のこもった演技、そして胸に秘めた男気あふれる愛情で、陰ながらヤンを支える高麗の前王ワン・ユ(チュ・ジンモ)、ヤンにひたむきな愛情を示す、頼りないけど憎めない元の皇帝タファン(チ・チャンウク)との恋の行方にも注目だ。
この日の公開収録は、約6000人もの観覧応募の中から当選した約60人が見守る中、韓国ドラマコメンテーターの田代親世と、お笑いコンビ「しずる」の村上純の司会で進行。白のノースリーブにスリットの入った紺のスカートという、女性らしいボディラインを強調した装いのハ・ジウォンが登場すると、ドラマでのカリスマ性あふれる姿とは異なり、やわらかい雰囲気を漂わせたキュートで美しい姿に、観客からは「かわいい~」などの声が飛び交い、大きな拍手が起こった。
「奇皇后」は、初の長編作品(全51話)であり、奇皇后はこれまで1度も映像作品で扱われていない人物だったため、“チャレンジ”だったと話すハ・ジウォンは、週に5日徹夜だったという約9か月間の撮影を「長い旅を終えた感じ」と表現。それだけ集中し、役にのめり込んでいたからこそ、ダイジェスト映像が流れると、「まだ役から抜け出せていない部分があり、見ていたら悲しくなってしまいました」と感極まって涙をこぼす場面もあった。
また、今回スタジオには、撮影でハ・ジウォンが着ていた衣装2着が用意された。皇后即位式のときの衣装と、男装していたときの衣装。「さすがNHKですね(笑)。私も久しぶりに会いました」と衣装に手を振るお茶目なハ・ジウォン。「衣装もキャラクターの感情、環境の全てを表現できる」という考えから、「私は男装から始まり、貢女、側室、皇后と身分が変わっていくので、その過程でカラー、デザインを変えたほうがいいと思い、衣装チームの打ち合わせにも参加し、アイディアを出しました。衣装チームからは、女優が打ち合わせに参加するのは、初めてだと言われましたが(笑)」と衣装への並々ならぬこだわりもみせた。
「奇皇后」は、今までで一番つらい撮影の作品だったというハ・ジウォンは「撮影の合間は台本も読まなければいけなかったので、きちんと寝られたのは週1回ぐらいでした。食事も、衣装、かつら、アクセサリーが重くて、頭を下げることができなかったので、車の中で果物やヨーグルトを食べる程度で、レストランで食事ができたのは、3回ほどでした」と過酷な撮影を振り返りつつも、「撮影が終わってからは、食べたいと思っていたデザートなどをたくさん食べました(笑)」と明かし、「皇后になるまでの過程や男性2人とのラブストーリーなど、感情を維持していくのも難しく、本当に大変な撮影でしたが、この作品を通して、韓国のみならず、アジアでも多くの方から愛される作品となり、今はとても幸せです」と満面の笑顔を見せた。
視聴者に聞いた「あなたはワン・ユ派?タファン派?」というアンケート結果の発表では、「皆さんのコメントが的確ですね」と感心するハ・ジウォンに、司会者が「自分だったらどちらが好き?」と聞くと、「難しいです」と明言を避けつつも、「恋愛においては、誰かが私を好きでいてくれても、全く気付かず、周りから“にぶい”と言われるぐらいなので、積極的に表現してくれる男性がいいですね」と自身の恋愛観を披露した。
続いて、ハ・ジウォンへの質問コーナーへ。
HPに寄せられたものの中で、一番多かったという「なぜ、そんなに美しいのですか?」という質問には「明るく笑っているときに、よりキレイに見えるのではないかと思います。どんなにメークをしてキレイな服を着ても、表情が暗いとイマイチですよね。私は常に前向きな気持ちで、笑うことを心掛けているし、たくさん笑う方です」と答え、輝く笑顔を見せた。
「現代劇と時代劇のアクション、どちらが好きですか?」という質問には「時代劇の方が、ラインが美しく、ファンタジー要素もあり、矛先にさまざまな感情が込められると思うので、個人的には時代劇のアクションが好きです」と答え、「日本の好きな俳優、映画を教えてください」という質問には「好きな俳優さん、作品はたくさんありますが、ドラマ『ロングバケーション』の木村拓哉さん。今見てもカッコいいですよね。映画では、情緒的なラブストーリーの『Love Letter』好きです。次回は、ロマンチックなほのぼのとしたラブストーリーをやってみたいです。日本の映画やドラマにも出演してみたいです」と意欲を見せ、大きな拍手を浴びた。
続いての企画で、有名人のモノマネメークで人気のざわちんが、ハ・ジウォンのスンニャンメークに挑戦し、その写真が公開。その完成度の高さに、「うわ~、すごい」と驚くハ・ジウォン。「似ています! スンニャンのメークをするときにポイントを置いていたのが、まゆげだったんですが、それがきちんと表現されていますね」と感心しきりだった。
再びトークに戻り、劇中、悪の存在として強烈な存在感を放つヨンチョル丞相(チョン・グクファン)とタナシルリ(ペク・ジニ)親子について、ハ・ジウォンは「とても怖かったし、憎らしかったです(笑)。でも、実際のペク・ジニさんはかわいらしいし、チョン・グクファン先輩は面白くて温かい方なので、楽しく撮影できました。2人がいたからこそ、奇皇后という人物が愛されたと思うし、しっかりしたストーリー展開になったと思います」と語った。
そして、最後に「これから本格的なストーリーが展開されますので、お楽しみに。ドラマを通じて、たくさんのことを感じていただきながら、ぜひ最後までお見逃しなくご覧ください」とメッセージを伝えた。
収録は以上で終了となったが、この後、観覧客に向けた特別企画として、「奇皇后」のマニアッククイズが行われた。2択問題に答え、最後まで勝ち残った3人には、ハ・ジウォンのサイン入りポスターをプレゼントすることに。
徐々に問題のレベルが上がり、ハ・ジウォンもはっきりと分からないという問題「スンニャンが女性だと最初に知ったのはどっち? A:タンギセ B:チョンバギ」では、Bが正解で、脱落者が続出。ちなみに、ハ・ジウォンは男装して演技をするのが楽しかったそうで、男らしさより、かわいらしいイケメンぶりを表現しようと思ったので、リラックスして演技ができたという。
次の質問「元の丞相ヨンチョルは勤続何年? A:40年 B:30年」では、ハ・ジウォンは正解が分かっていたが、Bの30年と答えられた人が5人だけとなり、クイズはここで終了。5人がハ・ジウォンとジャンケンで勝負し、勝った3人にプレゼントが贈られた。
以上で、公開収録イベントが終わり、観客が退出した後、報道陣向けのフォトセッションに臨んだハ・ジウォン。上品な佇まいで自然な笑顔を向け、カメラマンから「こちらお願いします」という声が上がるたびに、「ネー(=ハイ)」とうなずいてポーズを取る姿が、とてもキュートで好感の持てるステキな女優だった。
今回の公開収録の模様や、ハ・ジウォンの魅力がたっぷり詰まったスペシャル番組「もっと楽しむ!奇皇后」は3月1日(日)夜9時から放送される。
「奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-」
NHK BSプレミアム 毎週日曜夜9時~放送中
「奇皇后」見どころ紹介
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