Kリーガーが救助した熊本の女子高生「大きな危機を克服」…担任教師が御礼にキャンプ地訪問。
Kリーガーが救助した熊本の女子高生「大きな危機を克服」…担任教師が御礼にキャンプ地訪問。
韓国のKリーグチーム・城南(ソンナム)FCが汗を流す日本・熊本県内のキャンプ地。11日、きれいに着飾ったある紳士が用心深い足取りでやって来た。4日に熊本市内で城南FCの選手たちが救助に携わった女子高生の担任教師だ。近隣の高等学校で学生を教える同教師は「危うく私の大切な生徒が大事に至るところだった。普段から持病を抱えており心配も多かったのだが、選手たちの救助で大きな危機を克服した」と丁重にあいさつした。

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 休日に起こった出来事だった。当時、キャンプ地から初めて外出したGKパク・ジュンヒョク、チョン・サン、DFユン・ヨンソン、MFナム・ジュンジェ、キム・ソンジュンの城南FC選手5人は、横断報道の前で立っていた女子高校生が急に倒れるのを目撃した。昨年、Jリーグのセレッソ大阪でプレー経験があり、日本語で意思疎通が可能だったキム・ソンジュンが「救急車を呼んでほしい」と通行人に呼びかけた。他の選手はマスクを外してコートを脱がせるなど応急処置を施した。そして、救急車が到着し女子高生が病院に向かうのを見届けた。

 担任教師は「当時、選手たちの救助を受けた彼女は意識がなく、誰に助けられたのかもわからなかった。後に、記事を見てあいさつしなければと思った」とし、「彼女もきょう一緒に来たかったのだが、家庭の事情で来られなかった。『ありがとう』と伝えてほしいと言っていた」と述べた。

 この日のキャンプ地には日本のテレビ局も取材に訪れていた。記者は「日本でもKリーガーが日本人女子高生の危機を救ったというニュースに関心を寄せた」とし、選手のインタビューも行った。

 城南のキム・ハクボム監督は「チームの選手の善行に実感が沸いた」と笑顔を見せた。

 城南FCは14日まで熊本で冬季キャンプをした後、17日からタイ・バンコクに場所を移し、最終調整に入る。

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