【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は、次期首相に指名されている与党セヌリ党の李完九(イ・ワング)前院内代表の任命同意案が16日の国会本会議で可決されれば、内閣の小幅改造と青瓦台再編に踏み切る構えだ。16日か17日に行われる可能性が高い。 朴槿恵(パク・クネ)大統領は人事刷新で与党側の陣容を速やかに立て直し、経済革新3カ年計画と4大(公共、労働、金融、教育)構造改革に拍車をかけたい考えだ。 青瓦台をめぐっては、与党内部からも交代を求める声が強まっている金淇春(キム・ギチュン)大統領秘書室長が空席の教育秘書官の人選作業などを終えてから身を引くとの観測が広がっている。後任には黄教安(ファン・ギョアン)法務部長官や許南植(ホ・ナムシク)前釜山市長らの名前が取りざたされている。また、朴大統領の最側近の一人とされる権寧世(クォン・ヨンセ駐中国)中国大使が近く交代する見通しで、青瓦台秘書室長や統一部長官に起用されるとの見方が出ている。ただ、本人は来年4月の国会議員総選挙への出馬を目指しているという。 内閣の場合は、空席の海洋水産部長官をはじめ、統一部や国土交通部など2~3人の長官が交代する小幅改造になるとみられる。 mgk1202@yna.co.kr
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