「JYJ」の 所属事務所にはどうして俳優が集まるのか

C-Jesエンターテインメント所属の俳優が集まって食事をするだけでも、ちょっとした授賞式より華やかだ。人気グループ 「JYJ」のマネージメントを引き受けている芸能プロダクションで知られる「C-Jesエンターテインメント」(以下、C-Jes)に俳優が集まって来ている。

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　C-Jes によれば、このごろ多く俳優が契約を希望するという。

　このプロダクションは、2010年に「東方神起」から離脱したジェジュン、ユチョン、ジュンスの「JYJ」が選択した新しいプロダクションであった。それ以降、「JYJ」の活動を支援し、プロダクションとしての影響力が大きくなったが、いまや所属俳優だけでもドラマや映画を何本も撮ることができる巨大プロダクションに成長した。どの分野でも一会社の規模が大きくなれば、様々な誤解が生じやすいものである。俳優がこのプロダクションに集まる理由に、巨額の契約金があるからだと推測される。

　これに対してある芸能界関係者は、「C-Jesは契約金もなく、契約書もないと聞いている」とし、「俳優とマネージメント社が信頼を土台に契約をするのであって、強制的な部分が一切存在しない」と語った。

　ではなぜ、C-Jes に俳優が殺到するのか。その理由のひとつに、急激に規模が大きくなったのではなく地道に成長したから組織がしっかりしている。このごろの俳優は「イメージ管理」のための広報や、海外活動を支援してくれる会社と契約をしたがるが、C-Jesがまさにそんな会社の一つだというのが芸能界での視点だ。

　特に俳優とプロダクションが、お互いの希望に対して深く交流し協議をする開かれた組織文化が、俳優がこのプロダクションとともに働きたがる理由の一つだという。なによりも俳優が増えた後、スターの間で演技活動の支援に対する高い満足度が「口コミ」で広がり、より多くの俳優が足を運ぶ理由になっている。