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次期首相の任命同意案ようやく可決=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国国会は16日、本会議を開き、次期首相に指名された与党セヌリ党の李完九(イ・ワング)前院内代表(64)の任命同意案を賛成多数で可決した。朴槿恵(パク・クネ)大統領は17日にも内閣改造に踏み切る見通しだ。 李氏に対しては不動産投機やメディアに圧力をかけて自身に不利な報道をやめさせたとの疑惑などが浮上し、最大野党・新政治民主連合が辞退を要求。12日に採決を行う予定だったが、16日に延期された。採決には欠席も辞さない構えを見せていた新政治民主連合も参加。148人が賛成、128人が反対した。 次期首相をめぐっては、昨年4月に起きた旅客船セウォル号沈没事故で政府対応の不手際の責任を取って辞意を表明した鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相の後任候補に指名された2人が続けて辞退する異例の事態となっていた。鄭氏が辞意を表明してから約10カ月を経て、ようやく次期首相の就任が決まったことになる。 kimchiboxs@yna.co.kr