【ソウル聯合ニュース】次期首相に指名された与党セヌリ党の李完九(イ・ワング)前院内代表(64)の任命同意案が16日、国会本会議で可決したことを受け、朴槿恵(パク・クネ)大統領は内閣と青瓦台(大統領府)の人事刷新を早急に終え、任期3年目の国政に臨む方針であることが分かった。青瓦台関係者が同日明らかにした。 朴大統領は早ければ今日中にも新首相の閣僚推薦を受け、内閣改造をめぐる協議に着手する一方、17日午前10時には青瓦台で新首相となる李完九氏に任命状を授与する。同11時には閣議を開催し、午後に青瓦台の広報首席秘書官が人事を発表するものとみられる。 青瓦台の関係者は聯合ニュースの取材に対し、「(首相の)承認案が円満かつ順調に処理されたため、明日、内閣改造をする可能性が高くなった」と明らかにした。 注目されているのは、青瓦台の金淇春(キム・ギチュン)秘書室長の後任人事。人事刷新の効果を期待していた李完九氏が聴聞会で疑惑を追及され批判を浴びたため、国政の核心となる秘書室長の交代を通じ、国政運営に弾みをつける必要があるとの見方が出ている。 ただ、朴大統領は秘書室長人事に頭を悩ませており、後任の発表は旧正月(今年は2月19日)連休明けになる可能性も指摘される。 yugiri@yna.co.kr
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