韓国新首相、独居老人や施設児童を慰労し、消防や警察を激励で大忙し

韓国の李完九（イ・ワング）首相は18日、「ニセの防火服を納品する行為は、いかなる理由でも説明できない犯罪行為である」と指摘した。

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　李首相は、旧正月連休（18～22日）の初日である18日に、特別勤務中のソウル・鐘路（チョンノ）消防署を訪れ、消防官を激励し、チョ・ソンレ中央消防本部長から「国民安全処が防火服納品の根本的な問題点を把握し、改善・処置するつもりだ」という報告を受けてこのように強調した。

　また「ニセ防火服問題は、国務調整室が直接当たるように」と遂行したチュウ・ギョンホ国務調整室長に指示した。

　国民安全処は、防火服納品業者から2013～2014年に納品された特殊防火服1万9300着のうち、5300着に検査合格表示印がなかったり、嘘の印がついていたりしていたことが最近明らかになり、1万9300着全てに対し、着用保留措置を行なっていた。

　李首相は続けて、明洞（ミョンドン）派出所を訪れ、特別防犯勤務中の警察官らを激励し、旧正月連休の間、抜かりない治安活動を訴えた。

　午前には基礎生活（生活保護）受給者で一人暮らしの高齢女性2名を慰労し、独居老人の安否確認サービスが実際に役に立っているのかなどを点検した。

　続けてソウル市内にある児童福祉施設を訪れ、児童を慰労するとともに関係者を激励した。

　李首相はその場で「韓国が圧縮成長をする過程で、福祉を受けられない死角地帯にある方々が多いが、政府でしなければならないことは何なのかを検討し、福祉死角地帯をなくす方向で進めていく」と明らかにした。

　また「中・高等学校を中退した学生が全国に何万人といるが、このような学生でない子供たちの定型的管理のための政策が必要だ」とし、「教育部、女性家族部、保健福祉部など関係部署が総合的に案を準備するように」と述べた。