オ・スンファン の最新ニュースまとめ
この日最も注目されたのは呉昇桓のツーシーム・ファストボールだった。日本のあるメディアは19日、呉昇桓の投球のニュースを伝えながら、昨年に比べて垂直変化に重点を置いたツーシーム・ファストボールが良い評価を受けた、と伝えた。呉昇桓は昨年もキャンプでツーシームを練習していたが、シーズンに入ってからは、ほとんど駆使しなかった。
中西投手コーチは「ツーシームがフォークボールのような動きを見せた。右打者相手でも使える」と評価した。呉昇桓のツーシームを打席で直接見た北條も「落ちる感じがツーシームで、フォークボールより球速が速い」と驚いた。
呉昇桓の投球を観察した広島の井生スコアラーも「呉昇桓は素晴らしい投手であることに変わりはない。いくつも対策を考えている」としながらも「ツーシームは試験している段階であるが、精度が高くやっかいなボールになる。注意して見たい」と述べた。こうして、他球団に呉昇桓の“ツーシーム注意報”が発令された。
また同メディアは呉昇桓のスローペースにも注目。「早くて来月4日のソフトバンク戦の初実践試合に出場する。2年目の守護神は周りに流されず、自分流で開幕を準備中だ。沖縄では試合に出ない。中日とのシーズン開幕戦にのみ照準を合わせている」と伝えた。
呉昇桓も「いまのところ沖縄で投げる予定はない。中西コーチと相談して登板日を決定する」と述べた。中西コーチも「甲子園で実践登板するだろう」とした。昨年は2月20日の紅白戦で初実践登板を行ったが、ことしは無理に急がない。
呉昇桓は「(自分に)不安はない。見ていて不安ですか?」と取材陣に笑みと共に問いかけるほどの余裕がある。中日の井本スコアラーも「呉昇桓はこの時期にどうこういう投手ではない」と述べた。
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