【個別インタビュー後編】「U-KISS」、新曲「Action」の“かわいい”ダンスはケビンとジュンに注目!?

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<b>―それぞれ、アルバムの中でおすすめの曲を挙げるとすると？</b>
フン:僕はスヒョンさんのソロ曲「もう一度」。本当に好きな曲です。

<b>―「U-KISS」の楽曲で、日本語タイトル曲って初めてですよね。</b>
スヒョン:「U-KISS」の曲は全部英語のタイトルだったんですけど、ソロ曲は「U-KISS」の中で初めてだから、日本のファンの皆さんがタイトルを見て、しっかり感情移入して聴くことができるように、と日本語タイトルに決まりました。
ケビン:次のソロ曲はフン？
フン:ケビン？キソプ？ジュンはまだダメだね。デビューして1年も経っていないから。
ケビン:8年待ってください（笑）。
スヒョン:でも、今回のソロ曲は、メンバーからたくさんアドバイスをもらい、それを考えながらレコーディングをしたんです。
ケビン:「ここはビブラートを少し入れて」とか、「感情をもっと入れて」とか。
スヒョン:ソロ曲なのに、みんなも参加してくれたので、いい曲に仕上がったと思います。

<b>―ではメンバー全員が思い入れのある好きな曲ということなんですね。</b>
フン:ハイ、「もう一度」はみんなが大好きです。
ケビン:（突然歌い始め）「もう一度 もう一度 抱きしめたい」
スヒョン:おっ！歌詞を覚えてる！
フン:（その続きを歌い始め）「叶わぬ　ぬくもり」
スヒョン:“ぬくもり”じゃなくて、“願い”だよ！（笑）

<b>―でも、歌えるぐらい好きだということですよね。</b>
スヒョン:ありがとうございます、フンさん。

<b>―スヒョンさんは、おすすめの曲というと？</b>
スヒョン:ミディアムテンポの「Brave」です。特にケビンのパートが印象的です。
ケビン:（歌い始める）「イヤフォンから漏れる」
スヒョン:ケビンの本当に柔らかいソフトな声が特徴的だなと思って。
ケビン:お～、（ニッコリ）ありがとう！
スヒョン:ケビンのパートを聴いて、さすがケビンだなと思いました。そして、ジュンが本当に歌が上手くなったので、ジュンのパートも聴きどころだと思います。
ジュン:ありがとうございます！
スヒョン:フンとスヒョンとキソプはもともと上手いから、言わなくても（笑）。自慢しました、すみません（笑）。
ケビン:僕は「One Call Away」というスヒョンさんと僕のユニット曲です。武道館限定のユニット曲なんですが、アルバムに入って、本当にうれしいですね。そして、この曲は英語が多いので、好きです（笑）。英語があるから、もっと自分らしく表現できて。
スヒョン:そっか、僕は日本語だったら、もっと表現できるよ（笑）。
ケビン:本当に良い曲なので、たくさん聴いてください！
ジュン:僕は「JACKPOT」です。キソプさんのパートが耳に残る、僕の好きな曲です。
ケビン:激しい曲ですね。
キソプ:僕は前回活動した10枚目のシングル「Sweetie」がおすすめです。聴きやすいし、僕たちが初めてオリコン2位を獲得した曲。だから、今回はその曲が収録された「Action」で1位になりたいです！

<b>―今回のアルバムでは、ケビンさんとイライさんが作詞をしている曲もありますよね。</b>
ケビン:イントロとアウトロですね。全部英語の歌詞なんですけど。
フン:（ケビンは）英語が大好きですね（笑）。
ケビン:ファンの皆さんに伝えたいことをつづっているので、ステキな曲だと思います。英語が分からない方は、翻訳機にかけてもらえれば、意味が分かると思います。翻訳、頑張ってください（笑）。
スヒョン:あと、今回のアルバムには、ボーナストラックとして、「U-KISS」のダンスナンバーのメドレーが収録されているんです。ダンスが上手いキソプに似合いそうな曲で。キソプがこの曲でダンスを踊ったら、本当にカッコいいと思いました！

<b>―もしかしたら、ライブなどで見られるかもしれないですね。</b>
スヒョン:それは、ない！
一同:（大爆笑）
スヒョン:キソプにそんな長い時間はあげられないですね（笑）。

<b>―「Action」は応援ソングということで、皆さんを元気付けるような歌詞が印象的ですが、もし皆さんが落ち込んだり、嫌なことがあったりしたときは、どうやって気分を上げて、元気になりますか？</b>
キソプ:僕は音楽を聴きながら運転しますね。音楽はアップテンポの曲が多いですが、気分が下がっているからこそ、悲しい曲を聴きたくなるときもあります。
スヒョン:僕はメンバーの愛嬌を見ると、いろいろ思い悩んでいたことを忘れて、本当に気分がよくなります。
ケビン:僕もメンバーとか家族とか、誰かと話をするのが、気分転換になります。ストレスがあっても、誰かと話をしたら忘れちゃいます（笑）。あとは、おいしいものを食べたり、ビールを飲んだり。

<b>―ケビンさんにとって、おいしいものって何ですか？</b>
ケビン:ピザとハンバーガー。子どもみたいですね（笑）。
フン:僕は、今までは気分転換をするために運動をしていたんですが、最近は集中できるプラモデルを作っています。
スヒョン:ガンダムとか？
フン:ハイ。やってみたら面白かったです。
ジュン:僕は音楽を聴きながら、公園とかを散歩します。運動が好きなんです。

<b>―それなら、フンさんと気が合うんじゃないですか？</b>
ジュン:でも、筋トレはちょっと大変なので…。
ケビン:フンがトレーナーになって、ジュンを教えているんです。
フン:走るときは一緒に走りますね。

<b>―速さは同じぐらいなんですか？</b>
フン:ジュンのほうが速いです。
ケビン:足が長いから（笑）。
フン:体力があるし。
ジュン:（首を横に振って）違います！ フンさんのほうがもっと速いです。
スヒョン:どっち!?　（笑）
ジュン:フンさんです。先生だから。

<b>―3月11日はスヒョンさんの誕生日でしたよね。</b>
ケビン:（いたずらっ子のような表情で）本当？
フン:知らなかった。
ケビン:冗談です（笑）。
スヒョン:（メンバーたちに）サプライズパーティーをしましたよね？

<b>―メンバーの皆さんがスヒョンさんのお家をサプライズ訪問したとか。</b>
スヒョン:そうなんです、ビックリしました！
ケビン:（スヒョンは）一人でゲームしていたんですよ。
スヒョン:だってその日、メンバーたちに「一緒にご飯を食べよう」ってメッセージを送ったら、「忙しくて行けない」、「約束があるからごめんね」って返ってきて、メッセージでは「あぁ、そっか。大丈夫。忙しかったらしょうがないね」って返信したんですけど、心の中ではメンバーしかいないのに…って。ストレス解消でゲームをしていたんです。そしたら、家のチャイムが鳴ったので、ドアを開けたら、「ハッピーバースデー」って、イライは中国にいるので、4人がケーキを持っていきなり来たんです。感動しましたけど、ちょっとムカつきましたね（笑）。最初にウソをついたので。
ケビン:その後、一緒にサムギョプサルを食べに行きました。
スヒョン:そのとき、フンさんいっぱい食べたんです。
フン:おいしかった～。
ケビン:そして、僕がおごりました（笑）。
フン:僕も少し（笑）。

<b>―メンバーの皆さんから何かプレゼントはもらったんですか？</b>
スヒョン:ジュンから。
ケビン:香水とうがい薬だよね。なんでそのプレゼントにしたの？
ジュン:スヒョンさんはご飯を食べた後、必ずうがいをしているので。
フン:実用的なものをプレゼントしたってことですね（笑）。

<b>―ケビンさんはTwitterで、スヒョンさんに向けて、「頼もしくて、リーダーシップを尊敬している」というメッセージを書いていましたが、他の皆さんはスヒョンさんをどんなリーダーだと思っていますか？</b>
フン:絶対的リーダーです。リーダーはスヒョンさんしかいないと思います。ケビンが言った通り、リーダーシップもあるし、弟たちを引っ張っていける方です。
キソプ:日本のサイトで、ボーイズグループの中で、「最高のリーダーは誰？」というランキングがあって、スヒョンさんが2位だったんです。
ケビン:1位は？
スヒョン:「SUPER JUNIOR」のイトゥクさん。
ジュン:（スヒョンは）本当に厳しいリーダーですけど、本当に心が温かいです。

<b>―厳しいというのは、たまに怒られたりするんですか？</b>
ジュン:間違えたことに関しては、厳しいですね
フン:ジュンが間違えたときは、リーダーがアドバイスをして、それを直すようにしているんです。
ケビン:お仕事はちゃんとしているんですけど、普段は優しいです。
スヒョン:仕事のときは、ジュン以外も、メンバーたちに厳しく話をしていますね。仕事だけは真剣にやってほしいから。でも、普段はみんなより、子供みたいにいたずらばっかりしています（笑）。

<b>－そして、今ここにはいらっしゃいませんが、13日はイライさんの誕生日ですね。</b>
スヒョン:会いたいです！
ケビン:イライがドラマの撮影のために、本当に痩せたんですよ。ダイエット中なんですが、健康が心配です。忙しいと思いますけど、たくさん食べて、しっかり健康管理をして、カッコいい姿を見せてくれたらいいですね。僕たちは日本でも韓国でも、どこにいても、イライのことを応援しています！
フン:さっき、イライに「誕生日パーティーした？きょうの夜、パーティーはあるの？」ってメッセージを送って、聞いてみたんですけど、「ない」って。
スヒョン:あ～、忙しいから。
フン:かわいそうですね。
キソプ:もともと、僕たちは誕生日恒例のイベントがあるんですよ。
ケビン:ケーキシャワーをするんです。
スヒョン:ケーキの生クリームを顔はもちろんですけど、全身にもつけるんです。みんなひどいんですよ（笑）。

<b>―じゃあ、今回のスヒョンさんのときも？</b>
スヒョン:今回はなかったので、本当によかったと思います（笑）。僕の家は、静かに過ごさないといけないので、みんな小さい声で「ハッピーバースデー」を歌って、すぐ肉を食べに行きました。

<b>―皆さん、家族のように本当に仲がいいなと感じるんですが、ここまで仲良くやってこられた秘訣は何でしょうか？</b>
キソプ:みんなが優しいからですね。お互いに信じ合い、譲り合っているので。
ケビン:一番大事なのはコミュニケーションです。小さい問題があっても、一緒に話し合ったり、しっかりコミュニケーションが取れていたら、そんな大きな問題はないと思いますね。
フン:やっぱり、憧れのリーダーがいるから。

<b>―今まで大きなケンカはないんですか？</b>
ケビン:ないですね。
フン:ケンカをしても、すぐ仲直りをします。
スヒョン:口ゲンカのようなものはありましたけど、みんなで悪かったところを話し合って、解決しました。それで、また仲良くなって、すぐ笑っちゃう感じですね。僕たち本当に仲が良いです。

<b>―「Action」にちなんで、今春始めたいこと、アクションしたいことなどはありますか？</b>
ケビン:もう始めたことがあります。僕、運転免許を取ったんですよ！

<b>―そうなんですか。誰を乗せたいですか？</b>
ケビン:メンバー。
一同:（怪しいといった表情で）えぇ～!?　
ケビン:あっ、ジュン！
フン:ジュンはたぶん、ケビンの車に乗りたくないよ。危ないから（笑）。
ケビン:もう（ジュンは）1回乗りましたよ。キソプより安全だから。
フン:たしかにキソプは危ない（笑）。
ジュン:でも、運転しているときのキソプさん、本当にカッコいいですよ。
スヒョン:僕、運転するケビンを見たんですけど、すごくガチガチで、慎重に運転していましたね。
ケビン:まだ初心者だから、注意しないと。春は景色もキレイなので、ドライブしたいですね。
フン:僕は、春の次は夏じゃないですか。脱がなきゃいけないので、運動を始めようと思っています（笑）。
ケビン:筋肉を見せるためにね。
フン:冬は、チョコレートのように割れた腹筋がないんです。だから、春と夏は腹筋を作る時間です。
キソプ:僕もフンさんと同じで、体を鍛えたいです。
スヒョン:僕は花見ですね。日本の桜並木で、桜を見たいです。
ケビン:僕も見た～い。
ジュン:僕は今、イライさんが中国にいるので、イライさんの歌のパートを練習しているんですが、それを一番頑張っていきたいです。

<b>―今後アルバムのリリースイベントなど、ファンと触れ合うイベントが続々と控えています。ファンに向けて、メッセージをお願いします。</b>
スヒョン:「U-KISS」もファンの皆さんのために、本当に頑張っているので、今回の4枚目のアルバム「Action」をたくさん応援してほしいです。そして、今回の日本での活動も、イベントとかライブとかたくさんあるので、皆さんも一緒に歌ったり踊ったりしながら、僕たちと一緒に楽しんでほしいですね。たくさんの応援、よろしくお願いします。大好きです！
フン:「U-KISS」が日本で活動できるのは皆さんのおかげです。韓国で楽しい活動をしてきたので、引き続き、日本でも楽しい活動をしながら、日本でもオリコン1位を獲得できたらうれしいです。皆さん、愛しています。


　インタビュー中、ニューアルバム「Action」のおすすめを聞いたとき、ケビンとフンがスヒョンのソロナンバー「もう一度」を歌って見せるなど、全員が自分のパートや見せ場を挙げるのではなく、他のメンバーのカッコいい部分、見どころを褒め合っていたのが「U-KISS」らしいなと感じた。

　ジュンが言葉に詰まると、誰かが自然に助けたり、ケビンがメンバーやスタッフに対し、細やかな気配りを見せ、快適な雰囲気作りをしたり、メンバーたちから尊敬される心強いリーダーのスヒョンを中心に、仲の良い雰囲気が滲み出ていた「U-KISS」。そのチームワークの良さを武器に、彼らが今春、どんなアクションを起こし、ファンを楽しませてくれるのか、期待は高まるばかりだ。