グループ「AFTERSCHOOL」
グループ「AFTERSCHOOL」
2009年に韓国デビューしたガールズグループ「AFTERSCHOOL」。メンバー全員が身長167cm以上とモデル並みの抜群のスタイルに加え、タップダンスやポールダンス、マーチングなど新曲を出すたびに難易度の高いパフォーマンスに挑戦し、ファンだけでなく多くの観衆からの注目を集め続けている彼女たち。メンバーの入れ替えを行いつつ現在はジョンア、ユイ、レイナ、ナナ、リジ、イヨン、カウンの7名体制で活動中の彼女らだが、グループ内のユニット活動、さらにはドラマ、モデル、映画、CMに出演するなど個人活動も盛んで、韓国で彼女たちを見ない日はないほどだ。昨年は「世界で最も美しい顔」ランキングでナナが世界の美女たちを抑え堂々の1位を獲得し、大きな話題にもなった。

 今回の「CLUB 放課後-AFTERSCHOOL BEST RELEASE PARTY!」は、3月18日に発売したベストアルバム「BEST」のリリースパーティーと銘打つ他に、昨年12月にグループを卒業したジュヨンも参加。「AFTERSCHOOL」メンバーとジュヨンに一緒に会える最後のチャンスとあって、会場も満員御礼。メンバーとファンが思い出深い時間を過ごした。

AFTERSCHOOL の最新ニュースまとめ

 赤のセクシーかつキュートな「AFTERSCHOOL」らしい衣裳でメンバーがひとりずつ登場し、さらには特技等も披露。カウンは「若さを武器に頑張ります!」とお姉さんメンバーたちに恨まれるのではないかとヒヤヒヤするような発言で、元気いっぱいにあいさつした。その後登場したリジは最近熱心に取り組んでいるというトロット(=韓国の演歌)を披露。ファンたちも大喜びで手拍子し、そろったかけ声でリジを盛り上げた。さらにスケジュールの都合上、イベントに参加できなかったメンバーのユイからビデオメッセージが流れ「行けなくて残念です。」と寂しがるユイに対し、他のメンバーが「感情がない」、「演技だ」と口々に突っ込みが入り、ファンの笑いを誘った。

 メンバーが揃ったところで、「ナンバーワンは誰だ!? 」と称したゲームコーナーがスタート。ゲームごとの1位は女王の椅子に腰かけることができ、最下位はなんと座布団の上に正座。一番獲得ポイントが少なかったメンバーは罰ゲームとして特製青汁を飲まなければならないというもの。特製青汁という言葉に対しメンバーは苦い表情を見せ、真顔で「嫌です」と繰り返したのに対し、ファンは面白がるように歓声を上げた。最初の対戦は「イントロドン!」。「AFTERSCHOOL」の曲のイントロ部分を流し、わかったら挙手し、当てるというもの。1曲目はメンバーの手を挙げるスピードが速すぎて、MCの古家正亨もファンたちも判断できずに、やりなおしに。テイク2での1曲目は、イントロが流れる前にリジが「リジ!」と叫びながら挙手したものの、1番に挙手したのはレイナ。レイナが「Bang!」と正解を当てるとうれしそうに「Bang!」の振付を踊り出し、この対戦では女王の座に就くことになった。そして問題となったのは、イントロが流れ出す前に挙手したリジ。「せっかちで…」と言い訳するリジに対し、容赦なくマイナス2ポイントが告げられ、会場は笑いの渦に。

 客席のファンから「かわいそう」との声も飛んできたが、ナナは「かわいそうじゃない!」とピシャリ(笑) 2曲目もレイナが当てたが、ムードメーカーのリジが「私が手を挙げたのが見えないんですか!私は人です、おばけじゃないです」とMCに猛烈にアピールするとファンも大爆笑。そのせいでさらにマイナスポイントに。茶目っ気たっぷりにしょんぼりとした表情を見せるリジ。3曲目はジョンアに解答権が移ったものの、曲名を「Just In Time」を「Just Time」と間違える大失態。その後イヨンがしっかりと正解すると会場からは大きな拍手がおくられた。

 続いての対戦は「万歩計セクシーダンス」。曲に合わせてセクシーダンスを踊り、万歩計の数が1番多いメンバーが勝利というもの。曲が流れメンバー一斉にダンス!しかしセクシーとは程遠く、全員真剣に飛び跳ねたり、もも上げを繰り返したりとガチで対戦。この対戦での1位は先ほどのイントロ対決でビリとなったリジ。屈辱の座布団から女王の椅子への移動を華麗に行うことができた。反対に座布団の主になったのは、曲名を間違えたジョンア。寂しげな表情を浮かべながらも「大丈夫です…」を従順な姿で正座して見せた。

 ゲームが終わったところで、照明が暗くなり曲が流れ始める。「ここである人が登場する予定が…あと5分かかるそうです」とMCの古家正亨がユーモアたっぷりに説明するとファンも大笑い。準備も整い、壮大な雰囲気で登場したのは昨年12月に「AFTERSCHOOL」を卒業したジュヨン。会場を埋め尽くしたファンから万雷の拍手を受けて幸せそうな笑顔を浮かべるジュヨン。次のゲームはジュヨンも加わっての「お客様に直電!? 営業トーク対決!」。メンバーそれぞれが会場に来ているファンに直接電話をかけ、1番ステージに近いファンに電話をかけたメンバーが勝利するといった対決だ。メンバーからの「愛してる」という営業トークを直接聞けるとあって、携帯電話を握りソワソワしだす客席。

 最初はジョンアが男性ファンに電話し、座布団の上でポージングを決めながらセクシーに「愛してる」と営業トーク。男性ファンも「素晴らしいです」と言いながら照れた表情を浮かべていた。次はジュヨンが「もしもし、ジュヨンでーす。愛してるー…わはははは!」と一方的な電話をかけひとりで大笑い。その姿にファンも笑いを隠せない様子。レイナの電話は女性ファンに繋がり、指をさしながらの「愛してる!」。その女性ファンも「ナド サランヘヨ(=私も愛してる)」と返事をし、うれしそうな声を上げたレイナ。

 続くナナも女性ファンへの電話。うれしさのあまり泣き出してしまったファンにナナは「ア・イ・シ・テ・ル!」と言葉の間に投げキスを挟みながら愛嬌たっぷり。「○○(ファンの名前)、愛してる~」とリジが愛情たっぷりに呼びかけると顔を赤らめた女性ファンに周りのファンも笑顔で見守っていた。次はイヨンの順番。電話の繋がった年上の男性ファンの名前を“ちゃん”付けで連呼すると、隣にいたジョンアから「『さん』だよ!」とツッコミが。最後は「バイバイ!」と電話を締めくくり、プライベートのような電話となった。最後のカウンの電話は最後列の男性ファンに繋がるも、カウンは「愛してるよ 恥ずかしいです~さよなら~」と電話を切り、切ない幕切れに。この電話対決の1位はリジ、最下位はカウンとなった。

 全てのゲームを終えての最下位はジョンアに決定。特製青汁を飲むことになったジョンアだが、会場の期待をよそに「美味しい!」と言いながら一気飲み。ファンも驚きの声を上げながらも大盛り上がりのゲーム対決となった。

 会場が暗転し、ステージ後方のスクリーンには「Happy Birthday ジュヨン」の文字。バースデーソングが流れ、ろうそくが灯されたケーキが登場し、イベント前日に28歳の誕生日を迎えたジュヨンをサプライズでお祝い。会場のファンも大きな拍手で祝い、ジュヨンも「知らなかったです!幸せです」と満面の笑み。ファンからのお祝いの歓声を受けて、最高のバースデーサプライズとなった。

 その後ジュヨン以外のメンバーはライブ準備のために退場。ジュヨンとMC古家正亨が、メンバーやマネージャーからのジュヨンの第一印象などのアンケートの内容に関してのトークコーナーへ。マネージャーから「外見は乙女だが中身はおじさん」との暴露情報にはファンも大盛り上がり。これで「AFTERSCHOOL」のジュヨンが見納めだと思うととても寂しいが、ジュヨンも「今までたくさん愛してくださってありがとうございます。日本だけでなく他の国からもたくさん今日来てくださっているのをわかっています。これで終わりというわけではありません。これからもずっと一緒にいましょう」と涙を浮かべながら語り、最後は笑顔で締めくくった。

 「『AFTERSCHOO』Lのライブのスタートです!盛り上がってください~」とジュヨンが盛り上げて、メンバーが登場。イベントTシャツとショートパンツを身にまとい、「Ms.Independent」、「Heaven」を続けて披露。最高のスタイルを余すことなく見せつけるセクシーなダンスと歌に、ファンも大きな歓声で応えていた。さらに「SHINE」では爽やかで柔らかな印象で歌い上げ、最後の「Diva with Juyeon」ではジュヨンも加わり、最高潮の盛り上がりに。ファンの大歓声にメンバーたちも視線を合わせながら笑顔で応え、客席とステージが一体となった。

 最後のあいさつはメンバー口々に「幸せです」と語り、「皆さんが私たちを愛しているぐらい、私たちも皆さんを愛しているということを忘れないでください!」と常に見守り応援してくれるファンへの愛情を伝えていた。汗と笑顔でいっぱいのメンバーたちは、深々と一礼し、ファンとの再会を願った。

 約2時間、ファンとの特別な時間を過ごした「AFTERSCHOOL」のメンバー。アルバムのリリースイベントが日本の各地でも進む中、韓国での個人活動やユニット活動でも忙しい日々を送る彼女たちだが、今回のイベントのようにファンとの触れ合いを大切にする「AFTERSCHOOL」。平日の満員の会場から、彼女たちがファンをいかに大事にしているかがひしひしと伝わってきた。これからも「AFTERSCHOOL」のメンバーに愛されるファンが増え続けるだろう。




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