過酷スケジュールを消化する全北現代モータースが、ACLアウェイ・ベトナム戦にチームのベテラン、イ・ドングク(35)を外す決定を下した。(提供:OSEN)
過酷スケジュールを消化する全北現代モータースが、ACLアウェイ・ベトナム戦にチームのベテラン、イ・ドングク(35)を外す決定を下した。(提供:OSEN)
全北現代モータースがアウェイ・ベトナム戦にチームのベテラン、イ・ドングク(35)を外す決定を下した。

イ・ドングク の最新ニュースまとめ

 過酷スケジュールが本格的にスタートした。全北は去る4日、浦項スティーラースとのホーム戦を皮切りに、来る26日の全南ドラゴンズとのアウェイ戦まで、23日間で8試合を消化する。加えて、海外でのアウェイ線も2試合含まれており、KリーグクラシックとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を同時進行する全北には、徹底した計画が必要となる。

 スタートはビンズオン(ベトナム)とのアウェイ戦だ。全北は5日午後、ベトナムに向けて出発し、来る8日に試合をおこなう。そして帰国日のスケジュールが過酷だ。現地時間で午後6時におこなわれる試合を終えた直後、深夜の飛行機で帰国し、12日の光州FCとのアウェイ戦に備える。さらに、その3日後には釜山アイパークとのアウェイ戦、その後には済州ユナイテッドとのホーム戦が控えている。監督たちが最も嫌う、日曜日・水曜日・土曜日の「6日間3試合」日程を消化しなければならない。

 全北のチェ・ガンヒ監督は「ベトナムから帰国する日は、事実上、徹夜で帰ってくることになる。そして日曜日、水曜日、土曜日に試合を控えている。3試合で全北がもつ本来の試合をみせるには、選手たちが”ロボット”であれば可能なこと。試合力が落ちないように、何とか堪えなければ…」と語った。

 そして、その手段としてイ・ドングクをはじめ数人の選手をベトナム戦から外した。チェ監督は「ドングクは(ベトナムへ)連れていかないことにした。連れていけば試合は楽になるが、エコノミークラスで徹夜帰国するには、無理がある。ドングクのコンディションが万全の状態でアウェイ戦から除外するのは、初めてのことだ」と説明。その一方で、「1.8軍の選手層で構成した」とし、絶対勝利への欲を示した。
 

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