韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が去る6日セウォル号1周忌を目前にした「先制的疎通」の歩みがセウォル号犠牲者家族との再会につながるのか、関心を集めている。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が去る6日セウォル号1周忌を目前にした「先制的疎通」の歩みがセウォル号犠牲者家族との再会につながるのか、関心を集めている。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が去る6日「セウォル号船体引き揚げ」について「積極的に検討」の意を明かすなどセウォル号1周忌を目前にした「先制的疎通」の歩みがセウォル号犠牲者家族との再会につながるのか、関心を集めている。

キム・ユミ の最新ニュースまとめ

 朴大統領と犠牲者家族との出会いは昨年5月16日、セウォル惨事1か月目を迎え青瓦台(大統領府)で犠牲者家族代表に会って慰みを伝え、彼らの要求を聞いた後、おこなわれていなかった。

 先立って朴大統領は事故発生2日目である4月17日と5月4日、全南の沈没現場と家族対策本部状況室が設けられた彭木港を訪問し、犠牲者家族を慰労し、行方不明者捜索を督励した。また4月29日には京畿道(キョンギド)安山市(アンサンシ)の合同焼香所を訪ね、犠牲者を弔問して遺族と悲しみを分かち合った。

 しかし朴大統領は昨年夏、セウォル号惨事の犠牲者の故キム・ユミンちゃんの父親が「セウォル号特別法」制定と朴大統領面会を要求し、46日間の断食をおこなったが、朴大統領は「セウォル号特別法」は国会で判断し決定する事項とし、父親に会わなかった。

 セウォル号惨事1周年を迎えて朴大統領が再び犠牲者家族に会い、慰みを伝えて、彼らの要求事項について虚心坦懐に話を交わすのか、世論の関心が集まっている。

 特に朴大統領が犠牲者家族が要求した2つの要求事項のうちの1つである「セウォル号船体引き揚げ」について、技術的な検討と世論の収れんという前提条件があるが、「積極的に検討」という前向きな立場を明かしたことにより、セウォル号1周忌を迎える16日前後の朴大統領の歩みに注目が集中している。

 しかしこの日の朴大統領の歩みと関連し、青瓦台側は決定したことはないという立場だ。遺族との面談と関連しては何にもわかっていることがないと伝えた。



Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0