朴槿恵大統領が去る6日、「セウォル号船体引き揚げ」について「積極的に検討」との意思を明かすなど、1周忌を前に「先制的コミュニケーション」の歩みが遺族らとの再会を実現するか、関心を集めている。(提供:news
朴槿恵大統領が去る6日、「セウォル号船体引き揚げ」について「積極的に検討」との意思を明かすなど、1周忌を前に「先制的コミュニケーション」の歩みが遺族らとの再会を実現するか、関心を集めている。(提供:news
朴槿恵(パク・クネ)大統領が去る6日、「セウォル号船体引き揚げ」について、「積極的に検討」との意思を明かすなど、1周忌を前に「先制的コミュニケーション」の歩みが遺族らとの再会を実現するか、関心を集めている。

キム・ユミ の最新ニュースまとめ

 朴大統領と遺族たちの面会は、昨年5月16日、セウォル号沈没事故(2014年4月16日に発生)の1か月後に実現。青瓦台(大統領府)で遺族代表に会い、慰労を伝えて彼らの要求を聞いたが、それ以降は実現していない。

 これを前に、朴大統領は事故発生2日目の4月17日と5月4日、全南(チョンナム)珍島群(チンドグン)の沈没現場と家族対策本部状況室が設置された彭木(ペンモク)港を訪問し、被害者家族らを慰労し、行方不明者の捜索を促した。また、4月29日には京畿道(キョンギド)安山市(アンサンシ)に設置された合同焼香所を訪れ、犠牲者を弔問し、遺族と悲しみを分かち合った。

 しかし昨年夏、セウォル号の犠牲者、故キム・ユミンさんの両親が「セウォル号特別法」制定と大統領面会を要求し、46日間の断食を決行したが、朴大統領は「セウォル号特別法」は国会で判断して決定する事項だとし、キム氏の面会要求には応じなかった。

 このような状況から、セウォル号沈没事故から1年を迎えるにあたり、朴大統領が再度、遺族に会って慰労を伝え、帰らの要求事項について対話をもつのか、世論の関心が高まっている。


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