【ソウル聯合ニュース】大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が韓国造船関連企業の対中輸出を支援するため、20日に中国・広州で中国企業との資機材商談会を開始した。21日まで開催予定。 韓国からGSをはじめとする9社、中国からは海運大手の中国遠洋運輸集団(COSCO)など10社が参加。 中国は2012年から船舶受注で世界首位を守っているが、ばら積み貨物船(バルク船)など小・中型船が中心で、大型船の製造力は十分でない。大型のコンテナ船や液化天然ガス(LNG)運搬船など高付加価値船を製造するために、韓国の高級部品を必要としている。 KOTRAは日本でも同様の商談会を開催する。来月27日に大阪で、韓国10社が日本の造船関連大手と資機材、設計の供給などについて協議する予定だ。 日本の造船業界はしばらく韓中に引き離されていたが、このところ円安を追い風にした価格競争力を武器に受注を大きく伸ばし、復活の機会をうかがっている。2007年から2013年まで10%台にとどまっていた世界シェアは、2014年に20%まで拡大した。 KOTRAのキム・ソンス戦略マーケティング本部長は「最近、日中で韓国の造船資機材に対する需要が増えている。韓国中小企業の輸出支援事業をさらに拡大していく」と話している。 mgk1202@yna.co.kr
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