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ミュージカル「ナポレオン」は1994年にカナダトロントで英語で初公演された後、2017年に韓国で韓国語ヴァージョンとして披露されたがフランス語での公演は今回が初のことだ。
今回のフランス語ヴァージョンでは「ノートルダム・ド・パリ」のLaurent Banと「ロミオとジュリエット」のJohn Eyzenがナポレオン役を演じ、Chiara Di BariとTatiana Matreがジョセフィン役を担うなど、そうそうたるフランスのミュージカル俳優らがキャスティングされた。
ミュージカルはナポレオンと彼を皇帝として牽引する助力者のタレーラン、魅惑的な恋人ジョセフィンを中心に、葛藤と愛の大叙事詩をつづっている。また皇帝の地位にまで上ったナポレオンの物語を躍動的に描き出した。
特異なことは、フランス俳優らのフランス語公演であるがライセンスが韓国にあるという点だ。1994年カナダで英語ヴァージョンとして始まった作品を韓国で版権を購入した後、フランス語オリジナルヴァージョンとして披露しているためである。
2017年「Laurent Ban Live In Seoul」としてソロコンサートを進行したナポレオン役のLaurent Banが「限界ないナポレオン役をしてみたい。韓国語を学ぶので“ナポレオン”のプロデューサーが連絡をくれたらいい」と話したがその風が今回の公演となってかなった形だ。
John Eyzenは韓国の観客に感謝を表した。韓国が好きで韓国語の語学堂に通うというJohn Eyzenは「韓国の観客の方々は作品を尊重する文化を持っていると同時に熱い情熱を見せてくれる」と明かした。
ミュージカルナポレオンは映画「300」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「美女と野獣」などでOSTを作った作曲家Timothy Williamsが作曲を、台本はエミー賞出身のカナダ作家Andrew Sabistonが描いた。ここに「イカゲーム」で世界的に認定されたキム・ソンス監督が編曲を担い深みを加えた。
一方、今回のミュージカルは5月5日から21日まで週9回総22回、ソウル慶熙大平和の殿堂で公演した後すぐにアジアツアーに出る予定だ。
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