ソンフン の最新ニュースまとめ
昼はタイトルのひとつである「White」をイメージし、明るくはつらつとした姿を。夜は「Black」をイメージしたシックな黒のタイトスーツで登場し、集まった1000人のファンの熱い視線を一心に集めた。
去る4月21日には自身初となるCDシングルを日本で発売し、タワーレコード渋谷店の総合チャートデイリーランキングで2位に輝いた。そのタイトル曲「My Style」を激しいダンスとともに熱唱してファンミーティングはスタートした。
続いて会場の照明が落ちると、デビューCDに収録されたバラード曲「花びらが散ったら」の韓国語バージョンへ。ムードのあるピアノ伴奏でスタートしたものの、歌の序盤で吹き出してしまい、伴奏から再スタートするハプニングが…。
「この曲は愛する人…家族や友人、恋人が自分の元を去ってしまう悲しい曲です。女性の心理はわかりませんが、男性は遠く去った人を思い、後悔することがよくあります。だからこそ、大切な人のことは側にいるときに尽くしてあげようと思っています」と、感情を込めるために一旦、歌を中断し再度、最初から歌い直したことを説明した。
その後はトークタイム。ステージに登場したMCの古家正亨から「昼の部は明るい舞台を通り越してめちゃくちゃでしたね」と指摘されるソンフン。なんでもダンスのあとに足をすりむいていることに気づき、舞台に座り込んで絆創膏を貼るシーンがあったのだとか。
「まさに血を流しながらがんばったんですよ(笑)でも昼の公演が終わったあと、控室で反省しました。自分で振り返っても落ち着きのない公演でした。夜はゆったりと落ち着いた気持ちで臨みます」MCに注意され、いたずらっ子のように照れ笑いを浮かべる姿に観客席からも笑いが起こった。
続いて21日に発売したCDの話題へ。「まずお話したいのは、僕は歌手ではありません。僕は何の問題もなく、大丈夫でした。ただしエンジニアさんが大変でした」とし、さらに「技術の進歩って素晴らしいですね」とMCがからかうと「僕の歌を昔から聞いている人にはわかると思いますが、とってもうまくなって今の歌唱力なんです」と返した。さらに「あまり歌はうまくないですが、バラードは感情が大事だと心掛けて歌っています」と続け、「もともと歌手が目標ではありませんでした。ですから自分がレコーディングをしたCDが手元に届いたときは、なんと表現したらいいのかわからない気持ちでした。そして聞いてみて思いました。このCDは商業的な成功を目的に作ったのではなく、ファンの皆様へのプレゼントです。だから僕のことを好きな人に聞いていただいて、僕のことを特に好きじゃない人には聞かせてはいけません(笑)もしも皆様が僕のCDを誰かに勧めてくださったら、皆様とその人との縁が切れてしまうのではないかと心配です(笑)」と率直な気持ちを、ジョークを交えながらファンに語った。
CD発売秘話に続いて、話題はソンフンのつけている香水へと移ると昼の部もMCを務めた古家正亨が「よい香りだったので昼の部と夜の部の間に名前とブランドを調べました」と話を切り出し、“たちまち誰もが恋をする”という商品説明のコピーを紹介すると、ファンからは「おお~」と納得の声が。同時にすっと立ち上がり、観客席への階段を降り始めるソンフン。スプレーを押して香水を振りまきながら客席の間を練り歩き始めたソンフンのサプライズにファンもスタッフもビックリ!香水のシャワーを浴びたファンはソンフンの香りに包まれながらうっとりした表情を浮かべた。マイペースのソンフンに引き換え、MCの困った様子に会場からは忍び笑いがもれていた。
その後、ソンフンがマジックを披露すると言って舞台袖に姿を消したものの、なかなか再登場せず、客席の期待感が高まる中、再びステージに現れたときには着ていた衣装に黒のマントを羽織っただけというスタイル。さらに、用意したマジックがすべて火を使うもので、「この会場では火を使うことができないので、せっかく4週間もかけて練習したのにお見せすることができません(苦笑)」とあらかじめ告白。自由気ままにマイペースぶりを発揮するソンフンをファンは終始、温かい笑顔で見守っている。「ここで本来は紙が燃えるはずでした」と種明かしをしたあと、手元からバラの花を堂々と出すと観客席からは大きな笑いが起こった。
続いてはファンも参加して行うゲームコーナー。ソンフンが出す条件に当てはまる人のみが勝ち残っていく「ソンフンのシンデレラを探せ」と名付けられたゲームでは、実際にステージ上に美しい靴が置かれ、最後まで残ったファンの中からその靴がぴったり合う相手を見つけようというもの。
「20歳以下の人は座ってください」、「身長が150センチ以下の人、180センチ以上の人は座ってください」と最初はあまり条件の合う人がいない設定を挙げていたソンフン。途中から勝ち残って立っているファンの顔を見て「どうか気を悪くしないでください」と気遣いながら「ショートカットの人は座ってください」、「高いヒールの靴を履いている人は座ってください」と条件を具体的にしぼっていく。いよいよ残り少なくなると、「理想の女性を探すのは本当に大変」と困り顔のソンフン。最終的には条件をクリアしたファン8名が残り、 ジャンケンで勝った3名のファンがステージ上に呼ばれた。
早速、ソンフンから靴を履かせてもらい、サイズが合うかどうかを確認。「こんな風に女性に靴を履かせるのは生まれて初めて」と、どこかぎこちない手つきでソンフンから靴を履かせてもらうファンの姿に、客席からは「うらやましい」と、ため息まじりの声が上がった。靴がぴったりだったファンにはその靴が贈られ、残念ながら靴が合わなかった2人にもサイン入りオリジナルバッグとハグがプレゼントされると客席からは大きな拍手が沸き起こった。
マジックに成功して大喜びする笑顔や、失敗して「オットケ(どうしよう)」としゃがみこむ姿、ゲームに一喜一憂する様子は無邪気な子供のようで、母性本能をくすぐられるファンが多いのもうなずける。ドラマでのスタイリッシュな姿と、素顔とのギャップを大いに感じることができる企画にファンも大満足の様子だった。
マジックとゲームコーナーのあとはダンサーを従えて、伝統舞踊を現代風にアレンジした舞台で韓国の文化を紹介。184センチのすらりとした長身に、韓国史劇に出てくるような伝統的な衣装がよく似合うソンフン。「皆様、明日は休日ですよね。今日ここですべてのエネルギーを使って帰ってください!僕は今いっぱい汗をかいています。皆様も家に帰るまでに全く汗をかかないなんてダメですよ。体調がすぐれない方以外は最後の曲は立って、楽しんでいってください!」と呼びかけ、アンコールで歌う曲の振り付けを全員で練習。
笑顔を見せる観客の様子を満足そうに見つめた後、一旦、ステージをあとにした。照明の落ちた舞台に現れたソンフンは、紺色のシャツにパンツというシックなスタイル。イベントの序盤に韓国語で歌った「花びらが散ったら」を日本語バージョンでもう一度、披露。「歌はうまくない」と謙虚しながらも熱唱するソンフン。
途中、緊張からか歌詞がすんなりと出てこない場面もあったが、観客一人一人の顔を覗き込むようにして目を合わせ、歌詞の意味を台詞で伝えるように「もう一度会いたい」と歌う姿には、歌への真剣な気持ちとファンへの深い愛を感じた。照れくさそうに水を一口飲むと「今日、来てくださった皆様、本当にありがとうございました」と最後にあいさつし、舞台袖に姿を消した。
ソンフンが観客の熱いアンコールに応えて再び舞台に登場すると「実はこれ以上、何も曲を用意していなかったんですが…」と、つい数分前にアンコールの振り付けを練習したことを笑いに変えるセンスはさすが。「ふと考えてみたら、このまま終わりは寂しいですよね?まだ体力が残っていますよね?」と最後は日本語で「皆様、いっしょに歌ってください!」と叫び、ダンサブルなナンバーと「My Style」のリミックスバージョンを熱唱。力いっぱいこぶしを振り上げ、全力で踊り、ステージを所狭しと走り回る姿からは、「ファンを楽しませたい」というソンフンの誠実な思いがあふれていた。
夜の部のあとには写真撮影会も行われ、ソンフンとの楽しい1日があっという間に終了。
ファンはもちろん、ソンフン自身も思い出に残るイベントとなった。
このあとソンフンは俳優としての仕事を中心に活動する予定だが、ことし中にはまた日本のファンと触れ合う機会を設けるとのこと。これからも俳優、ソンフンに注目したい。
【予告篇】芙蓉閣の女たち~新妓生伝
Copyrights(C)wowkorea.jp 0