韓国映画「国際市場で逢いましょう」のキャスト、公開日、あらすじ
釜山の“国際市場”を重要な舞台の背景に、朝鮮戦争の興南撤収作戦、西ドイツの炭鉱への派遣、そしてベトナム戦争など激動の歴史を通して、家族のために生きた一人の男の生涯を描いた大河ドラマ。戦後の復興で貧しいながらも一生懸命生きる人々の姿や、喧嘩しながらも仲の良い家族団らんの風景など日本人も共感し、感動できる映画として公開前から話題となり、前売り券だけで約1万枚を販売した。そして、16日の初日には、各劇場とも、朝早くから観客が詰めかけ満員がでる劇場も。特にヒューマントラストシネマ有楽町では朝から4回目まで満席売り切れが続出するスタートとなった。40、50代の女性層を中心に映画ファンの男性客や若い世代の中に、年配の夫婦連れも目立ち、幅広い客層が訪れた。
上映中は前半からすすり泣く観客も多数おりラストでは嗚咽が聞こえるほど、劇場内は感動に包まれた。また、終了後には登壇者がいないにも関わらず拍手が起こるなど通常では考えられないほどの盛り上がりを見せた。
SNSでも「冒頭からすでに涙ボロボロで、何度も号泣」「泣きすぎてコンタクトでは見られなかった…。」「コミカルな部分もあって、映像も大迫力!そして最後はタオル必須でした」など感動の声が続出している。
また、「東方神起」のユンホが出演作とあってファンも多く稼働しているが「ユンホの表情、演技が素晴らしい!でもユンホのおかげで素晴らしい映画に出会えました」など物語自体にも心打たれている。
ぴあ初日映画満足度ランキングでも、92、8%という高得点で同日に公開された映画の中で1位を獲得し、これから多くの口コミでさらに動員を増やしそうだ。
そして、日本のこの大ヒットの状況はすぐにユン・ジェギュン監督にも届けられ、この度、喜びの声が届いた。
「『国際市場で逢いましょう』が日本でも多くの観客が来てくれたと聞きまして大変嬉しく、感動しました。この作品で描きたかった、親への感謝の気持ちや、家族の愛といった思いは万国共通の感情だと思っています。韓国だけでなく、日本の皆様も受け入れてくれ、私がこの映画を作れて本当によかったと思っています。親の世代の方はもちろんですが、若い世代に方もご覧いただければと思っております。私は、生前の父に『ありがとう』と言えなかったのが心残りでした。だからこの映画を見て、皆さんが親へ『ありがとう』という気持ちを持ってもらえれば幸いです。日本の皆さんがこの映画を受け入れてくれ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」監督:ユン・ジェギュン
『国際市場で逢いましょう』予告編
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