エイブラムス在韓米軍司令官、映画「国際市場で逢いましょう」は在韓米軍が見るべき映画(提供:News1)
エイブラムス在韓米軍司令官、映画「国際市場で逢いましょう」は在韓米軍が見るべき映画(提供:News1)
パラサイト 半地下の家族(以下、パラサイト)」が外国語映画で初めてアカデミー賞 作品賞を受賞し、世界中から注目しているなかで、在韓米軍司令官が映画「国際市場で逢いましょう」を在韓米軍に推薦した。

韓国映画「国際市場で逢いましょう」のキャスト、公開日、あらすじ

ロバート・エイブラムス在韓米軍司令官 兼 韓米連合軍司令官は14日に自身のSNSで「映画『国際市場で逢いましょう』は韓国で服務する在韓米軍が必ず見るべき映画である」と紹介した。

エイブラムス司令官は「韓国を知るには映画『国際市場で逢いましょう』から始めるといい。朝鮮戦争がもたらした歴史的な悲劇を扱ったもので、強烈なストーリーが込められた映画だ」と伝えた。

2014年12月に公開された「国際市場で逢いましょう」は1950年代 朝鮮戦争後から現在に至るまでの激動の時代を生きて来た“ドクス”の人生に関する映画だ。観客動員数が1425万人に達して、名作映画と言われている。

2014年12月31日、当時 新政治民主連合所属の国会議員だったムン・ジェイン大統領が「国際市場で逢いましょう」を鑑賞したことで話題にもなっていた。

また米軍内では2018年9月30日に放送終了したtvNドラマ「ミスター・サンシャイン」も口コミで話題になっているそうだ。

在韓米8軍司令部 作戦副司令官のパトリック・ドナフー所長は自身のTwitterで「ミスター・サンシャイン」の放送画面の写真をアップし「あなたが韓国に来るなら、来る前に義務として「ミスター・サンシャイン」を見なければならない」とつぶやいていた。

エイブラムス在韓米軍司令官はこれをリツイートして「義務ではない。しかし強く勧める。見てもらえたらうれしい」と“オススメ”した。

「ミスター・サンシャイン」は1871年の辛未洋擾(しんみようじょう)の時、こっそり軍艦に乗ってアメリカに行った少年が、アメリカ軍人の身分で自身を捨てた母国 朝鮮に戻って駐屯することになり、そこで起きる出来事を描いたイ・ビョンホンとキム・テリ主演のドラマである。

このドラマだけでなく在韓米軍はSNSの公式チャンネルで「パラサイト」にも言及し、アカデミー賞受賞を祝福した。

在韓米軍がSNSで「オスカー4冠を手にした『パラサイト』チームと韓国の国民の皆様、おめでとうございます。歴史的な瞬間に、創意的な人々と素敵な文化を持ったこの大韓民国で勤務することができ、誇りに思っています」とコメントした。

これに先立ってアメリカ国務省のモーガン・オータガス報道官はTwitterで「外国語映画がアカデミー賞で初めて最優秀作品賞を受賞する瞬間を見ることができてうれしい」、「映画『パラサイト』の出演者とスタッフにお祝いの言葉を伝えたい」と明らかにした。

ハリー・ハリス駐韓米国大使もTwitterで「『パラサイト』とポン監督が脚本賞、国際長編映画賞、監督賞を始めとして、非英語圏映画で初めて作品賞まで受賞し、4冠を達成した」、「ポン監督と「パラサイト」の出演者・スタッフ、韓国の映画界におめでとうと言いたい」と明らかにした。

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