チュ・シンス の最新ニュースまとめ
チュ・シンスは去る11日(以下、日本時間)、オークランドとの試合に出場。8回裏の守備で、ベン・ゾブリストの右前安打を3塁へ送球した。一度、内野手に送球するのが通常のプレーだったが、チュ・シンスは先行走者を抑えようと直接、3塁へ送球するプレーをみせた。
結果的にチュ・シンスの意図は失敗してしまった。チュ・シンスの送球は3塁に向かう走者を抑えるには遅く、チュ・シンスの送球をキャッチした3塁手がヒットを放ち2塁へ向かったゾブリストを捕えようとするも、エラーによって抑えることはできず、この間にホームを踏ませることになった。
試合後、バニスター監督はメディアとのインタビューで、チュ・シンスの送球を問題視。監督は「あの場面は、必ず内野手へ中継しなければならなかった。中継内野手を越えて送球してはいけない場面だった。これが大きなミスとなり、勝負を決めてしまった」と述べた。
一方、チュ・シンスは試合後、バニスター監督の反応に逆上。「僕らは初めて野球をする選手たちではない。どのようにプレーすべきかは(自分が)よくわかっている。状況もどうであるか、理解している。しかし、常に正しいプレーはできない」とし、「もし、僕の送球により走者を抑えていれば、誰も文句は言わないはず。監督は僕に『いまの状況をどう考えている?』と聞いてきたが、僕だってわかっていた。しかし、いつも完全なプレーで成功できるわけではない」と声を荒げた。
最後にチュ・シンスは「僕のせいでチームが負けたと(言いたいのか)?」と自身を指摘したバニスター監督に鋭い反応を示し、「自分でグローブをはめて、やってみろ」と反論した。
しかし、幸いにもバニスター監督とチュ・シンスの関係は崩れなかった。2人は再び会話を交わし、「僕たちは大丈夫」とコメント。監督もまた「チュ・シンスが試合で見せるプレーを信頼する」と語った。
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