チュ・シンス、学生時代の暴力事件で”WBC韓国代表入り不発”アン・ウジンを擁護する発言…ネットユーザーは非難(画像提供:wowkorea)
チュ・シンス、学生時代の暴力事件で”WBC韓国代表入り不発”アン・ウジンを擁護する発言…ネットユーザーは非難(画像提供:wowkorea)
元メジャーリーガーでSSGランダース所属のチュ・シンス(40)が、学生時代の暴力事件が理由でWBC韓国代表に選抜されたなかったアン・ウジンについて「韓国は(過ちを)簡単に許さないようだ」と発言し、物議を醸している。

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 現在、自宅がある米国テキサス州に滞在中のチュ・シンスは、ダラスで放送された在米韓国人向けのラジオ番組に出演。昨シーズンやWBC韓国代表チームについて、自身の考えを話した。

 この中で、チュ・シンスは国際大会に”新しい顔”が多いライバル=日本を挙げながら、今回のWBC選抜は将来のためにもアン・ウジン(キウム・ヒーローズ所属)やムン・ドンジュ(ハンファ・イーグルス所属)など若い投手にチャンスをあげるべきだったと強調。

 昨シーズン、大きなインパクトを残しながらも、学生時代の「暴力事件」によって代表チームに選ばれたなかったアン・ウジンについては「過去の過ちを反省し、これに関連した懲戒を受けたにもかかわらず、代表チームの選手としてプレーすることはできない」としたうえで、「韓国は(過ちを)簡単には許さないようだ」と述べた。

 また、アン・ウジンのように不合理な処遇を受けている後輩らのために先輩が立ち上がらなければならないが、誰も立ち上がろうとしないとも話した。

 これに先立ち、KBOはソウル市内で会見を開き、「2023 WBC代表チームリスト」を発表。発表リストに関心が集まるなか、アン・ウジンの”電撃発表”はなかった。

 その理由として、アン・ウジンは高校時代、校内で暴力事件を起こしたため、大韓野球ソフトボール協会(KBSA)より懲戒を受けて韓国代表入りが不可能になっている。ただし、大韓体育会とKBSAではないメジャーリーグ事務局が主幹する大会の「WBC」の場合、代表チーム入りに問題はないが、今回選ばれることはなかった。

 チョ技術委員長は「選手選抜は技量も重要だが、国を代表する選手という象徴的な意味と責任感が考慮される」とし、「チェ・ジマンなど負傷選手がいればエントリーに変数が生じる場合はあるが、現時点では30人のエントリー選手で進めていく」と説明。追加で選抜する可能性は「ない」と明かした。

 チュ・シンスの今回の発言に関して、ネットユーザーらは「被害者の立場を考えていない発言だ」と非難している。

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