保健福祉部は12日「MERS感染の陽性反応が出た児童の父親は、91人目の感染者となる49歳男性で、先月児童と共にサムスンソウル病院を訪れていた」と明らかにした。児童の父親は当時、救急救命室におり、14人目の感染者と接触して、今月8日に感染が確認された。
児童も父親と共に病院にいたため、院内感染の可能性は高い。症状が現れたのは7日なので、潜伏期間の14日以内に入る。
ただ1次検査では陰性で、2次検査で陽性反応が出ており、最終的な再検査で陰性反応が出る可能性もある。
京畿道(キョンギド)と城南(ソンナム)市は、児童が6日までは何の症状も見せなかったが、7日から発熱し、10日に検体を採取、京畿道保健環境研究院に検査を依頼したが、陰性反応が出たと明らかにした。
城南市は当時、この児童が発熱以外にせきは出ていない状態で検体を採取したため、児童を治療病院として指定された京畿道医療院・水原(スウォン)病院に搬送し、2次検査を依頼した。そして12日に陽性反応が出たというのだ。
保健福祉部は「MERS感染の疑いがある児童は、暫定的に陽性反応が出たが、症状がなく、年齢を考えると発生が珍しいケースとなる検体を再び採取して国立保健研究院で再確認している」と説明した。結果は13日に出る予定。
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