新院内代表に選出された元氏(右)と政策委員会議長の金氏=14日、ソウル(聯合ニュース)
新院内代表に選出された元氏(右)と政策委員会議長の金氏=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の与党セヌリ党は14日、国会議員による総会を開き、院内代表を辞任した劉承ミン(ユ・スンミン)氏の後任に単独で立候補した元裕哲(ウォン・ユチョル)前党政策委員会議長(52)を無投票で選出した。 元氏は首都圏(京畿道・平沢)に地盤を持ち、国会議員4期目。前任の劉氏や金武星(キム・ムソン)党代表と同じく、非朴槿恵(パク・クネ)大統領派とされる。劉氏は国会が政府施行令の変更・修正を要求できるとした国会法改正案をめぐり、朴大統領の不評を買ったことで辞任に追い込まれた。与党としては青瓦台(大統領府)との協力関係を取り戻すことが急務となっており、元氏は党内を結束させ、朴政権の改革課題を進めていくとみられる。 国会内の司令塔の役割を担う院内代表とともに法案の処理などにあたる政策委員会議長には、釜山出身の金正薫(キム・ジョンフン)議員(57)が選出された。来年の総選挙の激戦区になるとみられる首都圏と釜山地域を考慮した組み合わせとされる。 kimchiboxs@yna.co.kr
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