カタールサッカーは韓国選手好き?ナム・テヒからコ・ミョンジンまで…相次ぐカタール行き
カタールサッカーは韓国選手好き?ナム・テヒからコ・ミョンジンまで…相次ぐカタール行き
去る2004年のデビュー戦以降、今シーズンまで12年間、FCソウルで活躍してきた”ワンクラブマン”こと元韓国代表のコ・ミョンジン(27)が、カタールへと旅立った。カタールのアル・ライヤーンSCは15日午後(日本時間)、公式ホームページにコ・ミョンジンの写真を掲載し、入団を知らせた。

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 14日午後、FCソウルは「コ・ミョンジンがアル・ライヤーンの移籍を控え、契約協議とメディカルテストを受けるため、カタールに向けて出国する」と伝え、その翌日、あっという間に契約は成立。同日、済州ユナイテッドのDFイ・ヨンもカタールに向けて出発した。

 15日午前、済州ユナイテッドは「イ・ヨンがカタール・スターズリーグのアル・コールに移籍した。イ・ヨンは去る14日、カタール現地でメディカルテストを通過し、細部的な契約事項については両クラブ合意のもと、公開はしない」と明かした。

 このように、カタール・スターズリーグでは韓国人選手を簡単に発見することができる。昨シーズン、チャンピオンになったレフウィヤSCで活躍中のナム・テヒが代表的な選手であり、昨シーズンは全26試合中25試合に出場、7ゴール・12アシストを決め、チームの優勝に大きく貢献した。

 レフウィヤSCに続き、リーグ2位のアル・サッドにはイ・ジョンスが所属。2010年からアル・サッドのDFをリードしている。

 さらに、リーグ3位だったアル・ジャイシュSCにはイ・グノが所属しており、2014-2015シーズン4位だったカタールSCではMFハン・グギョンが活躍中。ここに、コ・ミョンジンとイ・ヨンまで加わることとなり、カタール・スターズリーグで韓国人選手がぶつかり合う”韓国人ダービー”も話題を呼んでいる。

 ムアイザルSCで活躍し、今シーズン直前に全北へ戻ってきたセンターバックのチョ・ソンファンは「カタールと中東で、韓国人選手に対するイメージはかなり良い。プレーが上手いことに加えて、誠実だと評価され、監督はもちろんチーム関係者まで、好印象を抱いてくれている」とし、「『チームを韓国人選手で埋め尽くしたい』というジョークを飛ばすほどだ」と現地の雰囲気を伝えた。

 カタールでプレー中の韓国人選手たちを見ると、FWとMF、そしてDFまでポジションは多様だ。30代中盤のベテラン、イ・ジョンスから20代前半のナム・テヒまで、年齢層も幅広い。

 現地の韓国人選手が継続して良いプレーを見せているだけに、現在の流れでもある「カタールの韓国選手好き」は今後もしばらく続くと予想される。


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