グループ「HALO」
グループ「HALO」
2014年6月に韓国にて1stシングルアルバム「38℃」を発売しデビュー。2014年期待の新人として注目を集めた6人組ボーイズグループ「HALO」(ヘイロー)。韓国の女子中高生から親しみやすい「ナムチンドル」(=彼氏にしたいアイドル)としても話題に。グループ名は英語で“後光”という意味を持ち、“Hexagon of Absolute Light and the Organization”(6人のメンバーが集まった時、自ら輝く)という意味を込められている。そんな彼らが、7月15日についに日本デビューを果たした。

HALO の最新ニュースまとめ

 日本デビュー曲「FEVER-Japanese Ver.-」をひっさげ7月18日(土)、東京・山野ホールにて日本デビュースペシャルイベントを昼夜計2回開催。ライブでは日本デビュー曲だけではなく韓国語曲も含め計10曲を披露。さらに「HALO」が日本でデビューを目指し努力していく、というストーリー仕立てでステージは展開され彼らの日本語での演技も楽しめるデビューイベントとなった。

 会場が暗転し、「HALO」の楽曲「Hello HALO」の映像がスクリーンに流れると会場からは喜びの歓声があがった。彼らのレッスン風景が映像で流れるとその光景に見入るファンたち。その直後、メンバー全員が登場し同曲を歌い出すと会場は一気に興奮状態に。手を振る振付がキュートな「Hello HALO」を届け、途中メンバー全員が笑顔で会場のファンに向かって目線を送ると会場からは黄色い歓声が飛び交った。

 曲が終わると日本デビューに向けて準備中の「HALO」という設定で「HALO劇場」がスタート。「日本のデビューのために今日もダンスレッスンがんばるぞー!」とダンスの練習を始めるメンバーたち。そんな中、踊らずに鏡を見るしぐさばかりをするインヘン。メンバーに責められ「つい鏡が気になっちゃって」とさっそくナルシストぶりを発揮し会場の笑いを誘うインヘン。メンバーから突っ込みが入り、改めて一人ずつそれぞれ個性豊かにダンスの振りをやってみせ、「みんなでやってみよう!! 」と2曲目「君が寝ている間に」へ突入。韓国語曲ながら会場からの掛け声もバッチリ。

 ここでMCの古家正亨扮する“天の声”からの「歌とダンスはバッチリだが、日本で活躍するためには何事にも挑戦してその魅力をアピールしないといけない。もし日本デビューしたらどんなことをしてみたい?」との問いに「はいっ!! 」と元気よく返事するジェヨン。「僕はドラマに出てみたい。やっぱりラブストーリーがいいな。世界一の夜景をみながらプロポーズをする役をしてみたい。」とディノを相手に練習してみることに。
夜景デートという設定で、ジェヨンがディノをバックハグすると会場は悲鳴に近い声に埋め尽くされた。

 さらに追い打ちをかけるかのように「君の瞳の方がずっと綺麗さ」とディノの腕にキス。すると再び大きな悲鳴と歓声が。「ディノちゃん、そのかわいい微笑みをずっとひとり占めしていたい。君のことは一生僕が守る。愛しています!」とジェヨンの甘い言葉の連続に会場からは歓声が鳴り響いた。

 「ドラマ以外にもチャレンジしたいことは?誰かいる?」との問いに「僕です!」とヒチョン。「バラエティに挑戦したいです!」と言いその中でもテレビショッピングがやってみたいとのことで練習開始。「アクション!」の声がかかると大人しい雰囲気だったヒチョンの表情が豹変。「ええええええ!? なんだよこれぇ~!なぜ、こんなにきれいですか!? 必ずこれ買ってね!」と「HALO」のタオルやバックの魅力をオーバーリアクションでアピールすると会場も笑いに包まれた。最後にはメンバーも巻き込み「みんな買ってね~」とキュートに呼びかけた。

 ドラマとバラエティの練習をそれぞれした後は、MCが「ドラマもバラエティも準備万端だし日本デビューが楽しみになってきたね。よし絶対にデビューしよう!」「指きりをしよう!」と3曲目「指切りをして」につなぐという粋な演出。イスに座ってしっとりと歌い上げるバラードナンバーにファンも聴き入り、そのまま4曲目「眩しい」へ。メンバーそれぞれのハーモニーが美しく会場に響き渡った。

 今まで声のみでの出演だったMCが登場。「私は日本でHALOを大成功させるために派遣されました。大物プロデューサーの古家と申します」と芝居がスタート。「おじさんまだ君たちのことよくわからないので一人ずつ自己紹介してもらおうかな」ということで自己紹介とMCからの質問コーナーへ。

 まずはディノ。「初めまして。私は『HALO』のディノです。宜しくお願いします!」と元気いっぱいにあいさつし「最近覚えた日本語は?」という質問に対して「風邪。風邪をひかないで気を付けてください」と会場を気遣った。

 次にユンドン。「はじめまして。『HALO』の末っ子ユンドンです。チームでかわいさ担当しています」とにっこり。コンビニが大好きだということで昨日もコンビニでプリンと冷やし中華を買ったと告白。

 ジェヨンのあいさつは「僕は『HALO』イチのイケメン」と言い出すもすぐに「ごめんなさい!」と照れ笑い。身長が185cmあるということで「背が高くて良かったことは?」との質問に「空気が美味しい」との突拍子もない答えに会場が大笑い。

 全身白い衣装を突っ込まれたインヘンは「ホワイトボーイ、ホワイトカリスマです。」と自ら宣言。「自己紹介します。僕はまわりからナルシストといわれますが僕は実はとっても優しいです。以上です」と、名前を言わずに終了。「自己紹介なのに名前いわないの?」とMCに突っ込まれ「あ、すみません。僕の名前はインヘンです」と言い直す場面も。

 ヒチョンは「初めまして僕はグループで踊りを担当しているヒチョンと申します。宜しくお願いします」とそつなく完ぺきに自己紹介をこなし、日本で食べたいものはたこ焼きで「今日はたこ焼きが食べられなくて残念」だという話に。肩を落とすと「じゃぁ(2日後に行く)大阪でたこ焼き食べられるね」と言われ「…はい」と返答。すかさず「ヒチョンくんいつもそんな暗いテンションなのかな?」と再び突っ込まれると、必死に今気分がいいことを伝えようとしながらも日本語がうまく出てこず「気分が上手です」と言ってしまいさらに突っ込まれる羽目に。「日本語が上手くなくてすみません」と笑いながら謝るヒチョンに会場のファンたちも一緒に笑って温かい笑みを送り、会場はほっこりとした雰囲気に。

 最後の自己紹介はリーダーのオウン。「私はグループでリーダーと踊りとかわいさとえっと…」と続けようとすると「かわいさ?誰がかわいさですか?」とメンバーから総ツッコミ。それに対抗するかのように愛嬌をふりまきながら「オウンです!オウンと申します!」とかわいらしく自己紹介すると会場からは大歓声が。日本語の勉強法を聞かれると「僕は日本の映画と漫画が本当に好きです」と漫画「ONE PIECE」のキャラクター「電伝虫」のモノマネを披露するとメンバーもファンたちも大喜び。

 続いて、もっと日本を知ってもらおうということで、日本に関するゲームを2種類実施。ひとつは「正確に伝えよう!甘い伝言ゲーム」1人ずつ隣の人に伝言して最後の6人目まで正確に伝言できるようにする、というもの。このゲームを2回実施し、リーダー、オウンが2回とも1番目を引きながらも、残念ながら2回ともうまく伝えられず結果は散々。

 1回目の伝言内容は「今晩電話してもいい?君の声を聞きながら眠りにつきたいよ」のはずが、最後のヒチョンに伝わった伝言内容は「君の電話番号がきれいにしちゃった!」
2回目は「何度生まれ変わっても、またあなたと恋に落ちるだろう」なのに、最後のインヘンに伝わった内容は「オフンがウチハサスケがいーね?」という意味不明な内容に。その予想もしない展開に会場は大盛り上がり。一番目の責任を感じたオウンは「すみません、すみません!」と平謝りする場面も。

 もう一つのゲームは「完成させよう日本のことわざゲーム」スクリーンにことわざの意味がでるとボードにあるワードから3語をセレクトし、同様の意味のことわざを完成させるというゲーム。

 「気のあったものや似通ったものは自然に集まるという事」と同様のことわざというお題に対しユンドンは「るいは」「ともを」「よぶ」をセレクトし見事正解。次の「その道に通じた名人でも時には失敗することがある」という意味と同様のことわざに関してはディノが「こうぼうも」「ふでの」「あやまり」を勢いよくセレクトし正解。

 この結果にプロデューサーに扮するMCも「日本の事、だいぶ分かってきたんじゃないの?これは日本での活躍も楽しみだ。これからも日本デビューに向けて頑張ってね」と言い残しステージから消えると5曲目がスタート。「可愛いのは罪だ」を雰囲気たっぷりに歌い上げ、「California」、「SURPRISE」と2曲立て続けパフォーマンス。

 日本のファンの声援にこたえる為に何かしたいということで何がいいかとアイデア出しするメンバーたち。彼らの背後に準備してあるボールにサインの練習をすることになり真剣な表情でサインを書く6人。

 そうしているとスクリーンに映し出される日本デビューの契約書。それを見て「やったー日本デビュー決まったぞー!」と大喜びのメンバー。同時にサインボールも会場に投げ入れ会場のボルテージも一気に上昇!その流れのまま日本デビュー曲「FEVER-Japanese Ver.-」を披露。ステージ後半にも関わらずキレキレのダンスと歌を披露し、途中インヘンがラップしながらサインボールを会場に投げ入れるとひときわ高い歓声があがった。

 エンディングでそれぞれ感謝の気持ちを述べた後は、名残惜しそうに最後の曲「Come On Now -Japanese Ver.-」を届け、本編終了。

 ステージ終了後すぐに会場内に響き渡る「HALO!HALO!」のアンコールの声。アンコールの前にお知らせということで先にMCが再登場し「HALO」のレギュラーイベントが8月に開催されることが発表された。「また来てくれますか?」と呼びかけると「はーい!」と大きな返事が会場中に響き渡った。

 改めて大きな声で「HALO!HALO!」のアンコールが再開されるとすぐに登場してくれた6人。色違い、柄違いのイニシャル入りおそろいTシャツを着た彼らに会場からは「かわいい!」の声が飛びメンバーたちも上機嫌。

 ジェヨンは8月に行われるイベントでどんなことがしたいかと聞かれると「ぼくはチューすること」と発言し会場中が騒然となると「冗談です」とクールに返答。その後真面目に返答するのかと思いきや今度は「じゃんけんをしてデコピンをしたい。僕自信があります」と話し、またクールな顔で「冗談です」とさらっと言ってのけ最後の最後まで会場中を笑いに包んだ。

 そして末っ子ユンドンは「『HALO』は“ナムチンドル”という言葉がある通り『HALOVE』(=「HALO」ファンクラブの通称)の皆さんの彼氏になれるように一生懸命活動したいと思います!永遠の彼氏になりたいと思います!」と宣言すると会場中は歓喜に包まれた。

 「僕たち3月以来4か月ぶりにこうしてステージに立つ事が出来たんですが、待っていてくださって本当にありがとうございます。僕たちこれからもっと、もっともっと楽しくてかっこいいステージをお見せしたいと思いますので応援宜よろしくお願いします」とリーダー、オウンが締めくくり、メンバー「HALO!」ファン「VE!」全員「HALOVE!」との「HALO」お決まりのファンとのコール&レスポンスをした後、アンコール曲「FEVER-Japanese Ver.-」で全力パフォーマンス。

 リーダー、オウンが「最後に心をこめてあいさつしたいと思います。ありがとうございましたー!」というと会場は拍手と歓声が鳴り響き、メンバーは全員が舞台そでに消えていくギリギリまでファンへ向けて手を振って去っていった。イベント後には握手会も実施された。

 ポップで切れのある歌とダンスだけではなく、爽やかさと親しみやすさを惜しげもなく見せてくれた「HALO」。今後の日本での活躍に期待したい。



FEVER-Japanese Ver.-/HALO
FEVER-Japanese Ver.-/HALO




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