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対北宣伝放送全面実施へ 地雷事件の報復=韓国国防部長官
【ソウル聯合ニュース】韓国の韓民求(ハン・ミング)国防部長官は12日、北朝鮮による非武装地帯(DMZ)の地雷爆発事件と関連し、南北軍事境界線付近に設置されている拡声器をすべて使い、北朝鮮向け宣伝放送を全面的に実施していく方針を明らかにした。国会国防委員会への緊急報告で明らかにした。 同事件は4日、ソウル北方、京畿道・坡州付近の韓国側DMZ内で発生した。北朝鮮軍が埋めた地雷が爆発し、韓国軍兵士2人が脚の一部を切断する重傷を負った。これを受け、韓国軍は報復措置を取ると発表。今月10日には2004年に南北合意で中止していた拡声器による宣伝放送を11年ぶりに再開した。 拡声器は軍事境界線付近の11カ所に設置されている。韓長官によると、韓国軍は現在、4カ所で放送を行っているという。 kimchiboxs@yna.co.kr