”ACL日韓戦” ガンバ大阪戦控える全北、事実上「ACLに集中」

全北現代モータースは事実上、アジアサッカー連盟（AFC）チャンピオンズリーグ（ACL）にオールインすることを宣言した。

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　全北現代の視線は、来る26日に全州ワールド杯競技場で開かれるACL8強・第1戦のガンバ大阪とのホームゲームに向けられている。ACL優勝を目標に掲げる全北現代としては、この試合に勝利すれば、4強（準決勝）進出において大きくリードするからだ。

　勝利以外は、考えられない。これ以上、Kリーグクラシックの頂点で満足するわけにはいかないからだ。

　しかし、ACLは容易な大会ではない。アジア大陸を代表するクラブチームが集まる大会であり、8強で戦うガンバ大阪は、昨シーズンのJ1チャンピオン。相手にとって不足はない。

　ここで、全北現代における最大の心配事は、選手のコンディションだ。現状では決して100%とはいえず、夏の移籍シーズンで合流したイ・グノ（30）は特に、万全の状態ではないため、ガンバ大阪戦に向けてコンディション調整を合わせている。

　26日のガンバ大阪戦を前におこなわれる、22日の仁川ユナイテッド戦は、選手の体力チェックとコンディション調整において絶好のチャンスになる。焦点はあくまで”ACL日韓戦”のガンバ大阪戦に合わせつつも、22日の仁川戦に勝利して、最高の状態で敵を迎え撃つ覚悟だ。