元大阪イ・グノ(30)、ACLは”アジアの男”を証明すべき場 「再び、アジアの頂点へ」
元大阪イ・グノ(30)、ACLは”アジアの男”を証明すべき場 「再び、アジアの頂点へ」
韓国Kリーグ・全北現代所属のイ・グノ(30)は、”アジア最高の選手”として認められた過去をもつ。去る2012年末、アジアサッカー連盟(AFC)ことしの選手に選ばれ、”アジア最高のスター”となった。韓国選手が同賞を受け取るのは、1989年から1991年まで3連覇したキム・ジュソン以降、初めての快挙だった。

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 2012年を最後に、兵役のため尚州尚武に所属していたイ・グノは昨年9月、除隊と同時に蔚山(兵役直前のチーム)には復帰せず、カタールリーグのアル・ジャイシュへ移籍。新天地での挑戦を選んだ。しかし、イ・グノの中東生活は長くなかった。今夏の移籍市場で、国内リーグに突然のUターンを決定。その行き先は、Kリーグクラシック(1部)のディフェンディングチャンピオン=全北現代だった。

 全北は26日午後、全州ワールド杯競技場でガンバ大阪を相手に、ACL8強1戦目に臨む。今シーズンの最大目標を”アジアの頂点”に掲げる全北としては、必ず勝利しなければならない試合だ。ホーム&アウェイでおこなわれるため、失点しないことも重要だが、次回がアウェイ戦となる負担を考えると、必ず勝利して日本に乗り込みたい、それが全北の思いだ。

 2012年のACL優勝経験を含め、アジアチームとの試合に自信があるイ・グノ。特に、26日の対戦相手であるガンバ大阪はイ・グノの古巣でもある。

 全北に合流し、新たな出発を宣言した後、出場する初のアジア舞台。機会を提供してくれたチームのためにも、ガンバ大阪との1戦目はとりわけ重要な試合になる。加えて、去る24日に発表された韓国代表リストにイ・グノの名前はなかった。シュティーリケ監督の就任後、少しずつ代表から遠のいているのも事実。1985年生まれ、ことし30歳のイ・グノは、年齢が理由で外されるには、まだ少しはやい。「まだ、自分は代表に必要」である”理由”を立証する試合にもなるだろう。


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