ジュンス(JYJ)
ジュンス(JYJ)
9月21日(月・祝)のキム・ジュンス(JYJ)が団長を務める韓国の芸能人サッカーチーム「FC MEN」が日韓チャリティーマッチを開催、日本の芸能人チーム「Love Me JAPAN」と、3年ぶりに横浜スタジアムで対戦した。

ジュンス の最新ニュースまとめ

 今回の「FIGHTINGHERO FCMEN JAPANチャリティーマッチ」の収益金の一部はネパールの被災地へ募金され震災復興活動に役立てられるとのこと。

 この日のジュンス率いる「FC MEN」メンバーには、「BEAST」ユン・ドゥジュンイ・ギグァン、「大国男児」のカラム、俳優のイ・シガン、ヒョヌ、そしてマネジャーとして「CRAYON POP」のソユルも加入し日韓でも活躍する人気芸能人たちが集結した。

 一方、日本チーム「Love Me JAPAN」団長のLove Me Do(占い師)は、3連続で負けるわけにはいかないと、得意の占星術まで導入し、元日本代表の秋田豊、元なでしこジャパンの小林弥生、JOY、「Dragon Ash」、「FLOW」など人気バンドのメンバーなどを補強し試合に臨んだ。

 MCの古家 正亨、Yumiの進行で試合前にはオープニングセレモニーが行われ、大会コミッショナーを務める俳優でミュージシャンの白竜が高らかに開始を宣言すると、両国の国歌斉唱が行われた。

 日本国歌斉唱は昨年亡くなったミュージシャンのジョニー大倉の長男、ケンイチ大倉が所属するユニット「つと☆ケン」。韓国の国歌斉唱は俳優でHIPHOP歌手のヤン・ドングンが堂々と歌唱。

 両チームの記念撮影が終わるとスタメンが発表され「FC MEN」は4・2・4の布陣。「Love Me JAPAN」は4・3・3の布陣でいくことが発表されるといよいよキックオフ。

 試合開始のタイミングでLove Me Doが早々にジュンスに抱きつき会場からは悲鳴に近い歓声があがった。ジュンスは意に介することなく微笑んで自分のポジションへ。

 試合は「Love Me JAPAN」からのスタート。ゆっくり様子見をしながらボール回しをする「Love Me JAPAN」。積極的に攻める「FC MEN」側。

 何度かジュンスにボールが渡りゴール付近までボールを運ぶもガッチリジュンスをマークしている「Love Me JAPAN」の選手に阻まれるなど、なかなか得点へは結び付かず。

 試合開始からお互い一歩も引かない一進一退の攻防を続ける中、前半17分ついに大きく試合が動いた。「FC MEN」22番のキム・ウンフ(アーティスト)が真ん中から一転突破で見事にゴールを決め、1点を先取するとスタジアム全体から大歓声と拍手が鳴り響いた。

 「Love Me JAPAN」側も1点を取り返すべく前代未聞の5人メンバーを交代(今回のルールはメンバーの交代は何名でも何回でもOKとなっている為)するなど躍起になるも「FC MEN」の鉄壁の守りに阻まれ点数には結び付けられず、残り4分になろうかというところでジュンスに何度目かの攻撃のチャンスが。

 ガードをくぐりぬけゴール前開けた状態で絶好のチャンスを得、ゴールめがけシュートするもコースを外れ、ゴール前をボールが通り過ぎてしまいガックリとうなだれるジュンス。その後もドゥジュン(BEAST)など積極的にゴールを攻めるなどし「FC MEN」優勢のまま前半戦は終了した。

 ハーフタイム時間には、かいがいしく動き回り選手たちにタオルを渡すマネジャーのソユル(CRAYON POP)の姿も。

 選手たちの休憩時間中にはYumiがインタビューを敢行。ゴールを決めたキム・ウンフは「チームメンバーの皆がもりあげてくれたおかげでゴールを決められた」とチームのメンバーに感謝した。

 次にインタビューをうけたドゥジュンも「コンディションもすごくいいし、皆さんのおかげで楽しい!」と日本語も織り交ぜながら答えていると、ドゥジュンが映し出されているスタジアムの大きなビジョンにはギグァンがドゥジュンの後ろでニコニコと愛嬌を振りまく姿が映し出され、会場のファンを喜ばせた。

 インタビューの最後には、試合中、足を痛めたらしいジュンスが足を冷やしながら応じ、「足は痛くないですか?」とファンの気持ちを代弁するような質問に一瞬考え込むも「大丈夫です!負けないようにがんばります!」と力強く笑顔で答えた。

 後半戦は「FC MEN」からスタート。イ・シガン、ドゥジュン、ギグァンが中心となり積極的に相手チームからボールを奪い攻撃に転じるもなかなかゴールには結びつかず、ボールの奪い合いが続いた。

 大きな動きはがないまま時間が過ぎ、後半12分。「Love Me JAPAN」にあわやゴールを奪われそうになりヒヤリとする場面もありながらもゴールキーパーのファインプレーでしっかりと守り切り1点先取の状態をキープ。途中足を痛めベンチ入りしていたジュンスもピッチに戻るとスタジアム全体が応援の拍手に包まれ、大歓声に迎えられた。

 残り15分を切ったところから双方力を振り絞り、お互い積極的に攻撃をしかけ続けた。特にギグァンは疲れた様子も見せず、何度も相手からボールを奪いシュートへ結び付ける働きでチームに貢献していた。

 アディショナルタイム4分となったタイミングで、相手方のファウルにより27番ジョン・ヒョンスが担架で運ばれる事態に。これにより「Love Me JAPAN」には今試合初のイエローカード。ラスト1分、ジュンスへシュートのチャンスが巡ってくるもゴールの枠はとらえられず。

 最後の最後、「Love Me JAPAN」側のフリーキックになるも、「FC MEN」が必至のクリア。その後もどちらのチームも気を抜くことなくボールの奪い合いが始まった瞬間、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

 1-0で「FC MEN」の勝利が決定するとスタジアムからも祝福の大きな拍手が贈られた。これにより「FC MEN」は3連続勝利を決めた。

 試合後にはお互いのチームの健闘を称え合い、ガッチリと熱い握手を交わした。

 本試合がチャリティーマッチということで、寄付金の目録をチームを代表し、ドゥジュン(BEAST)がネパール出身のMAキックボクシングチャンピオン、モハン・ドラゴン氏に贈呈した。

 表彰式では各賞が発表され「フェアプレー賞」は秋田豊選手。初めて「フェアプレー賞」を受賞したという秋田豊選手は感激し、涙を拭くジャスチャーを見せ、喜びを表した。「ベストプレイヤー賞」にはジュンス。「敢闘賞」にJOY、「MVP」には試合中唯一の得点であり決勝点を決めたキム・ウンスに贈られた。

 「ベストプレイヤー賞」に輝いたジュンスは、照れたように笑いながら「本当にベストプレイをしたからもらったわけではなくて、怪我をしたのにがんばったという意味でもらったんだと思います。自分的にはベストなプレイではなかったけどメンバーが頑張ってくれたので」とコメントしベストなプレイをできなかった事を悔みつつも大奮闘したチームメンバーに賛辞を贈った。

 さらに、「勝利チーム賞」に輝いたFC MENは団長であるジュンスが優勝カップを受け取った。

 また、抽選会も行われ、その後は両チームがスタジアムを一周し、最後の最後まで熱く応援してくれたファンたちに感謝の気持ちを込めて小さなサッカーボールをスタンドへ投げ込みプレゼントした。

 「また『Love Me JAPAN』と試合したい」と語ったジュンス。今後また日韓の芸能人たちがサッカーを通じて本気でぶつかり合い、熱い試合を繰り広げながら日韓の交流を果たすことを期待して、次回開催を楽しみにしたい。



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