【ソウル聯合ニュース】東京に本社を置く金融業「Jトラストグループ」のコマーシャルに出演したことで強い批判を浴びた韓国の女優
コ・ソヨンが、同社との広告出演契約を解除し、謝罪した。 コ・ソヨンの所属事務所は25日、コ・ソヨン名義の謝罪文を発表し「会社側(Jトラストグループ)にモデル契約を解除する意思を伝え、会社側も私の立場を最大限尊重し、円満に契約解除した」と明らかにした。また、「今回のことで皆様にご迷惑をおかけしたことについて、あらためて心からお詫びします」とした。 コ・ソヨンは、多方面で成長する金融グループのブランドイメージを高めたいという広告の趣旨と、絵コンテを見て出演を決めたと説明。その後、コマーシャルについての報道が出てから、自身が見過ごした部分があると気付いたと明かした。 コ・ソヨンは今月から同社のコマーシャルに出演し、インターネット上を中心に批判の声があがっていた。人気女優のイメージを、庶民に苦痛をあたえる消費者金融の広告に利用しようとしているとして、コ・ソヨンに対する失望感を示す声が多かった。 これに対し、「消費者金融商品の広告ではなく、金融を扱う企業のイメージモデルとして広告を撮影しただけ」との立場を伝えたが、同社からオファーを受けた女優
イ・ヨンエが契約を断っていたことが明らかになり、再び批判が高まった。 Jトラストグループ関係者は聯合ニュースの取材に対し、「アジア全域に26の系列会社があるが、そのうちのどこも消費者金融業務は行っていない」とした上で、誤解されて残念だと伝えた。 sjp@yna.co.kr
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