今朝、長男が次男を「光潤社」の取締役からが解任したこと。「光潤社」とは「ロッテ・ホールディングス」(以下、ロッテHD)の実質的な持ち株会社と言われている新宿区の小さな会社。
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日本と韓国のロッテ・グループ全体を支配する持ち株会社が「ロッテHD」。その「ロッテHD」の更なる持ち株会社が本当に「光潤社」ならば、その経営権は大きい。日本のロッテ・グループはもちろん、韓国第5位の財閥である韓国ロッテ・グループまでが支配できるからだ。
登場人物は、韓国出身で日本でロッテを創業した重光武雄氏とその長男の宏之(韓国名:辛東主/シン・ドンジュ、61)氏、そして現在ロッテを支配している次男の昭夫(韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、60)氏。
話を簡単にまとめると、今年上半期のいわゆる「ロッテ王子の乱」で次男が父親を「ロッテHD」から追い出し、第1ラウンドが終わったが、今日は長男が更にその上の「光潤社」から次男を追い出すなど、第2ラウンドが展開されたこと。
光潤社は14日午前9時半、株主総会と取締役会を開き、次男を取締役から解任するなど、すべての案件を可決させた。
当然、長男が光潤社の代表に選任され、父の武雄氏が長男の宏之氏に光潤社の株式1株を売り渡すことで、長男が光潤社を支配することになった。
一方、現在、次男側が支配しているロッテグループは「光潤社の取締役職からの解任はロッテグループの経営権にまったく影響がない」とし、「光潤社は日本ロッテホールディングスの持分28.1%しか保有していない」、「ロッテグループの経営権に影響をもたらすことはない」などとコメントした。
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