盧大統領、呉邦国委員長・温家宝首相と相次ぎ会談

盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領は13日、中国・北京で呉邦国・全国人民代表大会常務委員長と会談し、韓中パートナー関係発展に向けた努力を強化することで合意した。青瓦台（大統領府）の尹太瀛（ユン・テヨン）報道官が伝えた。

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　盧大統領と呉委員長は、韓中両国が1992年の修交以来、14年間という短期間にもあらゆる分野で速い関係発展を遂げたことを評価し、今後の北東アジア平和と繁栄に向けた両国間のパートナーシップを一層強化するためにも、両国議会の努力が必要との考えで一致した。また、韓国国会と中国全人代が1月に協力議定書を締結し長期交流体制を構築したことを評価するとともに、両国議会間の交流を拡大していく必要があるとの認識を同じくした。

　また盧大統領は、北京・中南海で温家宝首相と会談し、昨年11月の首脳会談で、2012年までに両国間貿易2000億ドルを達成するとした合意を早期に実現するため、努力を続けていくことで一致した。双方は、当初2008年に達成としていた貿易目標1000億ドルを昨年早期に実現したことを評価し、今後は経済・通信分野での実質協力の増進に努力していくことで意見を同じくした。また、計17分野の経済協力事業を盛り込んだ「韓中経済通商協力ビジョン共同研究報告書」の円滑な履行と、韓中投資保証協定の改正による投資活性化など、両国経済の実益を増進に向けた協力を強化することで合意した。

　盧大統領と温首相はまた、12月にフィリピン・セブ島で開かれる東南アジア諸国連合（ASEAN）プラス3（韓中日）首脳会議を機に、韓中日首脳会談を開催し、黄砂問題など実質分野についても意見を交わすことを決めた。同首脳会議には、中国側からは温首相が参加する予定となっている。

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