【ソウル聯合ニュース】バーチャルリアリティー(VR、仮想現実)機器や自動運転車両など最新技術を体験できる「創造経済博覧会」が26日、ソウルの総合展示場・COEXで開幕し、未来創造科学部が開幕式を行った。 4日間の日程で開催され、入場無料で誰でも楽しむことができる。 開幕式では中国のスマートフォン大手、北京小米科技(シャオミ)のデザインを統括する劉徳副総裁が特別講演者として同社の歴史を説明した。 また、韓美薬品の李寛淳(
イ・グァンスン)社長が世界の製薬会社を相手に7兆ウォン(約7400億円)を超える新薬輸出実績をあげた秘訣を話し、化粧品大手のアモーレパシフィックからはチェ・ギョンホ常務がクッションタイプの新しい化粧品開発について説明した。 今年で3回目となる今回の博覧会では簡易緑内障診断装置や交換可能な部品で組み立てできる家具、ニンニクで作った天然接着剤、眼球運動で視力悪化を防ぐメガネなど、全国の創造経済革新センターで開発する事業技術が展示される。 またVRと3次元ホログラム技術で韓国内の観光地、公演、ゲームなどが体験できる装置や、各国の有名企業が投資を進める自動運転装置が備えられた車を体験することもできる。 デジタル技術で入場客の似顔絵を描くコーナーや、3Dプリンターで立体模型を複製するコーナーなど、子供連れの家族が興味を持つ展示も設置される。 28、29の両日には家族客のためのコンサートやIT(情報技術)融合型マジックショーなどが行われるほか、米グーグルの社員による講演も開かれる。 yugiri@yna.co.kr
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