ゲームキャラクターまでが広告塔に…ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）が大衆ブランド化宣言？

ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）が若く斬新な大衆的俳優とゲームキャラクターを代表モデルに起用し、高級ブランドというより“大衆ブランド”としてのイメージを構築し、注目を浴びている。

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　ルイ・ヴィトンは「ファイナルファンタジー」のゲームキャラクターをはじめ、俳優ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス（17）、韓国女優ペ・ドゥナ（36）を2016年春夏の広告モデルに起用し、保守的なブランドイメージを一遍させている。若い世代の顧客を増やすための戦略とも解析される。

　最高級ブランドが少数の顧客のためだというイメージを強調するならば、ルイ・ヴィトンはゲームのキャラクターをもモデルに起用し、“変化”や“革新”、“若さ”を表現した。ブランド業者としては破格的な歩みだが、大衆には、むしろ身近に感じることができる。

　業界関係者は「ルイ・ヴィトンのレディース・コレクション アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエール氏は女性性を強調するデザインを避けている。ジェイデン・スミスらを代表モデルに起用するのも、既存の秩序に変化を与えようとする意図が見える」と述べた。