【ソウル聯合ニュース】韓国気象庁の高允和(コ・ユンファ)庁長は6日、同庁で会見を開き、北朝鮮の咸鏡北道で同日午前に発生した人工地震について、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4.8だと発表した。発生位置は吉州郡豊渓里の北緯41.30度、東経129.09度の地点とした。 この地点は北朝鮮が2013年に3回目の核実験を行った場所から約1.2キロ離れている。マグニチュードも前回(4.9)とほぼ変わらない。 気象庁は全国127カ所にある地震観測所のほとんどで人工地震を感知したという。 放射性物質が発生しても、韓国への影響はないとみられるという。吉州郡では風が弱く、東向きに吹いている。北朝鮮が発表した通り、水爆実験により放射性物質が発生しても、東海上に飛んでいくとみられる。7日も西風が吹き、物質は東海北部を通過し、日本列島北部の方向に向かうと予想される。 人工地震の原因が水爆実験によるものかどうかについては、「地震の規模や波形分析だけでは確認できない」と説明した。原子力安全委員会が人工地震発生地点周辺の気流や核物質の分析などを通じて判断するという。 kimchiboxs@yna.co.kr
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