「CoCoSori」左からCoco(ココ)、Sori(ソリ)
「CoCoSori」左からCoco(ココ)、Sori(ソリ)
2016年1月5日に「Dark Circle」でデビューしたばかりの新人女性デュオ「CoCoSori」 (ココソリ)が1月16日(土)、東京・品川インターシティホールにて開催された「“K-POP LOVERS!”SHOWCASE Vol.3」の1部にゲスト出演。日本での初ステージに立つ彼女たちに公演直前にインタビューを敢行!

 「CoCoSori」はデビュー前から各種コスプレ写真を公開し、多くの海外ファンから注目を集めている2016年韓国が放つ期待の大型新人。
昨年12月30日にYoutube公式チャンネルとFacebookで公開された「Dark Circle」のミュージックビデオティーザー映像では、女性らしい美しい姿と茶目っ気のある表情などで多彩な魅力を発揮。

 英語が堪能なCoco(ココ)と、日本語が堪能なSori(ソリ)。レディー・ガガやテイラー・スウィフト、リアーナ、キム・カーダシアン、リタ・オラらの衣装を製作した世界的な衣装デザイナーとして知られている工藤敦子が直接製作したピンク色のメイド服を着て、キュートな笑顔で登場した二人は、「初めまして。よろしくお願いします!」と笑顔いっぱいであいさつ。日本でのインタビューは初めてだというが、和やかな雰囲気の中でインタビューがスタート。


<B>―まずは自己紹介とそれぞれのアピールポイントをお願いします。</b>
ソリ : 私は「CoCoSori」のソリです。「CoCoSori」の中で姉を担当しています。アピールポイントは、日本語ができることです。(すべて日本語で)

<B>―日本語がとても上手ですね。どれくらい勉強しているんですか?</b>
ソリ:7年くらいです。日本に留学していました。高校から大学の2年生まで日本にいました。

<B>―だからペラペラなんですね。</b>
ソリ:でもどんどん忘れてしまって(笑)

<B>―ではココさん、自己紹介をお願いします。</b>
ココ:私はココです。私は、マンネです(笑)。アメリカで生まれたので英語が上手です(笑)。大学3年までアメリカに住んでいました。

<B>―お二人とも本名なんですか?</b>
ココ&ソリ:はい、そうです。

<B>―ソリさんからみたココさんはどんな人ですか?</b>
ソリ:ココちゃんは歳が一つ離れているんです。私が25歳で、ココちゃんが24歳(韓国年齢)なんですけど、妹って感じで、甘えん坊なんです。私が面倒を見るときが多くて。でもたまにココちゃんがお姉さんみたいになることもあって、お互いに支え合っている姉妹のような感じです。

<B>―ココさんからみたソリさんは?</b>
ココ:私は姉妹がいないので、ソリお姉ちゃんがいてくれてうれしいし、とても頼りになる、信じられる存在です。
ソリ:だから甘えん坊になりましたね(笑)。

<B>―「“K-POP LOVERS!”SHOWCASE Vol.3」にゲスト出演することになって、どんな気持ちですか?</b>
ソリ:本当にうれしいです。1月5日に韓国でデビューしてまだ2週間くらいしか経っていないのに、もう日本で舞台に立つなんて、とてもうれしくて感謝しています。タイトル曲「Dark Circle」を日本で歌うのも初めてなので、緊張もするし、ドキドキしています。
ココ:私は以前、(別のグループで)活動をしていたことがあったんですけど、そのときは日本に来ることがなかったんです。今回(「CoCoSori」として)デビューしたばかりなのに日本に来ることができて、とても感謝していますし、光栄です。とても楽しみなステージです。

<B>―本当にまだデビューホヤホヤですよね。デビューしてみてどんな気持ちでしたか?</b>
ソリ:なんか実感ができなくて。家に帰ってからも二人で、「今日デビューしたんだっけ?」って(笑)。なんていうか、うれしかったですね。会社の人たちにも感謝しましたし、感無量でした。

<B>―デビュー曲の「Dark Circle」はどんな曲ですか?見どころや聴きどころを教えてください。</b>
ソリ:好きな人がいて、その人が自分のことを好きなのか、それとも自分の勘違いなのか悩みすぎて目の下にくま(Dark Circle)ができちゃうという話なんです。それに合わせた振り付けがおもしろくて、(目の下のくまを指差すように)こんな感じで(笑)。
ココ:それで、ブロッコリー。
ソリ:くまにはブロッコリーが良いって知ってますか?

<B>―ミュージックビデオにも出てくるブロッコリーは、そういう意味だったんですね!</b>
ココ:そうなんです。
ソリ:ブロッコリーがDark Circle(くま)に良いので、「ブロッコリージュセヨ(ください)!」という歌詞もあるんです。女の子たちが共感できる歌詞なので、気楽に聴けると思います。

<B>―衣装も世界的な衣装デザイナーとして知られている工藤敦子さんが製作したとお聞きしましたが。</b>
ココ:はい、工藤敦子さんに作ってもらいました。
ソリ:イギリスまで私たちが直接会いに行きました。私たちや曲のイメージに合わせた衣装にしたかったし、他のアーティストとは少し違ったコンセプトなので、目立つためにこのような衣装になりました。歌詞の中に「仕事や生活に忙しい私になんでそんなことするの?」みたいな部分があって、メイドって働いて忙しいじゃないですか。それでメイド服風の衣装を作ったんです。

<B>―デビュー前からアニメのコスプレをした画像や動画などを公開していて、韓国では珍しいコンセプトですよね。</b>
ソリ:初めてですよね(笑)

<B>―自分たちではそういうコンセプトをどう思いますか?</b>
ソリ:いいと思います。ぱっと見て「あっ、コスプレしてる!」って言われるんです。初めはコスプレできるかなと思っていたんですけど、やればやるほど、上手くなるんですよ(笑)。ポーズとかもアニメを見て研究したんですけど、そのアニメの内容がアイドルになる内容だったり、OSTもよくて、すごくハマりました。

<B>―お二人ともアニメは好きなんですか?</b>
ココ:大好きです。
ソリ:最近コスプレしたのはアニメ「アイドルマスター」と「ラブライブ!」
ココ:あと「アイカツ!」も。
ソリ:まだ公開されていないですけど「セーラームーン」のコスプレもしました(笑)

<B>―他にやってみたいコスプレはありますか?</b>
ソリ:私は「スター・ウォーズ」のチューバッカです。最近寒いから、暖かくていいんじゃないかなと思って(笑)。アニメだけじゃなくて面白いコスプレもしたいんです。「ONE PIECE」とかもしてみたいですね。
ココ:私は男性キャラクターのコスプレをやってみたいです。かっこよく、刀を振り回して闘うような。可愛いものやきれいなコスプレはよくするので、まったく反対のものがやりたいんです。

<B>―日本で行ってみたい場所や、やってみたいことはありますか?</b>
ソリ:私は大阪に行ってみたいです。日本に住んでいたときに修学旅行で京都に行きましたが、大阪は一回も行かなくて。みんなに大阪は美味しいものがいっぱいあるよと言われて。
ココ:私は温泉!一回も行ったことないんです。女性同士で入るんですよね?

<B>―そうですね。そうじゃないところもありますよ(笑)</b>
ココ:それはダメです(照)

<B>―日本の食べ物は好きですか?</b>
ソリ:寿司もトンカツ、ラーメンも好きだし、あと牛丼も。韓国で一番牛丼が食べたくなりました。あとガストの山盛りポテトとかも(笑)。
ココ:私も全部好きです。刺身も好きだしトンカツもお菓子も。甘いものが大好きです。

<B>―今日は何か食べましたか?</b>
ココ:これからステージがあるのでまだあまり食べていませんが、さっきうどんを食べました。

<B>―好きな男性のタイプは?アニメのキャラクターでもいいですよ。</b>
ソリ:(「スター・ウォーズ」の)チューバッカを写真で見たとき、“化け物”だと思って、怖かったんです。だけど実際映画を観てこんな優しい人だったんだと知って(笑)。

<B>―チューバッカみたいな人がタイプ?</b>
ソリ:はい、タイプです(笑)。大好きです。見た目じゃなくて、心が優しい人。

<B>―ココさんは?</b>
ココ:私は日本の“リラックマ”のキャラクターが本当に好きなんです。ベッドにもぬいぐるみが5個くらいあるし、ペンケースやカバン、服もあるし。(リラックマは)リラックスする熊じゃないですか。そういうところも可愛いけど、本当の熊じゃなくて、実はここにジッパーがあるんですよ。

<B>―はぁ、ジッパーが…(苦笑)</b>
ココ:中に人が入っているかもしれないし、モンスターかもしれないし、そういう神秘的なところがおもしろいし、リラックスするときにクッキーをたくさん食べるところも可愛いし。

<B>―なるほど(笑)。ふだんは可愛いけど、ジッパーを脱いだら何が出てくるかわからないようなギャップのあるリラックマのような人がタイプなんですね。</b>
ココ:はい、そこが魅力です(笑)。

<B>―「CoCoSori」の一番の魅力はなんだと思いますか?</b>
ソリ:まずは二人、デュオということです。最近の歌手ではあまりいないですし、私たちのロールモデルはピンクレディーさんなんです。ピンクレディーさんの歌は今でも人気があるじゃないですか。私たちも、長い間私たちの歌を皆さんが聴いてくれて、子どもからお年寄りまでみんなが楽しめる曲をやりたいんです。そういう特徴を持ちたいと思っています。それが魅力というか、目標です。
ココ:「UFO」とか「渚のシンドバッド」とかの振り付けも練習したんですよ。
(フレーズを歌いながら、楽しそうに振り付けを披露してくれる二人)

<B>―ぜひライブで見てみたいですね。</b>
ソリ:今度ぜひ大阪で(笑)!
ココ:その後、温泉も(笑)!

<B>―日本はアニメのファンやコスプレの文化も浸透しているので、日本での活動の場も多くなりそうですね。</b>
ソリ:そうしたいですね。韓国と日本は近くて、K-POPやJ-POPもお互いに人気があるから、私たちもぜひ日本で活躍したいです。

<B>―どのような経緯でお二人は歌手になったんですか?</b>
ココ:記憶がないくらい小さい頃から歌手になるのが夢でした。「スーパースターK」のオーディションがLAであって、お母さんに内緒でオーディションを受けたんです。本選までは行けなかったんですけど、他の事務所から声がかかって韓国に行きました。お母さんには2年の期限をもらって、その間にデビューできなければ戻って大学に復学しなさいと言われたんです。
ソリ:私は日本で初めて社長に会って、オーディションを受けて。合格っていうか…4年間がんばって、そしてココと出会ってデビューすることになりました。二人はそういう部分が似ているんです。ココはアメリカから、私は日本から、歌手になるために韓国に行きました。運命的な出会いだなと思います。

<B>―これからどんな活動をしていきたいですか?</b>
ソリ:まずは「Dark Circle」というデビュー曲で、多くの人に「CoCoSori」というデュオがいるということを知ってもらいたいです。そして頑張って次の曲を準備して、またステージに立ちたい。でもまずは目の前のことを頑張りたいです。
ココ:同じですね。これからの活動を頑張って、多くの人たちに私たちの名前や歌を知ってもらえるようにしたいです。そして次のアルバムを準備するのが目標です。
ソリ:そしてピンクレディーさんみたいに、長く、成長する姿を見せたいです。最初から完ぺきではないけど、ここまで伸びたねという話を聞きたいです。

<B>―応援しています。</b>
ココ&ソリ:ありがとうございます。

<B>―最後に日本のファンにメッセージをお願いします。</b>
ソリ:「CoCoSori」は日本語もできて英語もできますから、頑張って皆さんに会う機会をいっぱい作りたいので、応援してください。
ココ:今日はうどんしか食べてないのですが、日本の食べものが本当に好きなので、日本にしょっちゅう来たいです(笑)。だから日本のファンがたーくさんできて、私たちがたーくさん日本に来れるように助けてくださるとうれしいです(笑)。温泉でコンサートしたいです(笑)!


 ソリはすべての質問に日本語で、ココも時おり日本語を交えながら、終始笑顔でにこやかにインタビューに応じた二人。
「CoCoSori」の持つ明るく前向きなオーラが取材に訪れたスタッフを自然と笑顔にしてくれた。
デビューしたばかりの新人女性デュオ、「CoCoSori」。2016年は二人の活動から目が離せない。



CoCoSoRiよりメッセージ!
CoCoSoRiよりメッセージ!




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