チャン・グンソク主演映画がきっかけで再捜査に…「梨泰院殺人事件」犯人に懲役20年宣告。(提供:news1、画像は映画のワンシーン)
チャン・グンソク主演映画がきっかけで再捜査に…「梨泰院殺人事件」犯人に懲役20年宣告。(提供:news1、画像は映画のワンシーン)
韓国俳優チャン・グンソク(28)主演で映画化された1997年に発生した殺人事件「梨泰院殺人事件」(邦題:イテウォン殺人事件、韓国公開は2009年9月)。事件から19年を迎え、きょう(1月29日)アーサー・パターソン被告に判決が下された。

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 映画では、俳優チャン・グンソクがアーサー・パターソン(役名:ロバート・J・ピアスン)、シン・スンファンがエドワード・リー(役名:アレックス・ターナー・チョン)を演じた。2009年に公開された同作品がきっかけで韓国社会全体のイシューとなり、結果的に検察を再捜査に動かすこととなった。

 チャン・グンソクは当時、映画の制作発表会で「子どものころから時事問題に興味を持っていた。脚本を読んだとき、二重人格のようなピアスン役を演じることに欲が生じた」と語っている。

 29日、ソウル中央地裁で裁判長は「エドワード・リー元被告の陳述に信ぴょう性があり、アーサー・パターソン被告の陳述には信ぴょう性がない」とし、「事件当時、大学生だったチョ・ジュンピルさんを刃物で刺したのはアーサー・パターソン被告」と判断。これにより、アーサー・パターソン被告に法廷最高刑となる懲役20年を言い渡した。

 懲役20年は、犯行当時、満18歳未満だったアーサー・パターソン被告(犯行当時17歳、現在36歳)に対し、宣告できる法廷最高刑となる。

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