＜ACL＞“プロ初ハットトリック”シム・ドンウン「チームも勝ってゴールもたくさん決めて気分が良い」

浦項スティーラースは9日午後、浦項スティールヤードにておこなわれたハノイT＆T（ベトナム）とのACLプレーオフでシム・ドンウンの3ゴールの活躍で、3-0と勝利し本選に進出した。

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　これにより浦項は本選グループリーグ32強に進出、広州恒大（中国）、浦和レッズ（日本）、シドニーFC（豪州）と共にH組に編成された。

　シム・ドンウンは試合後のインタビューで「重要な試合だった。監督も最初の試合なので多くを求めた。心残りもあるが満足している。勝って気分が良い」と伝えた。

　またプロデビュー後、初めてハットトリックを達成した彼は「実は僕もわからなかった。ハットトリックだからと気分が良かったわけではない」としながらも「チームも勝ってゴールもたくさん決めて、気分が良い」と笑顔を見せた。

　シム・ドンウンは「昨年もそうだったが、ことしは歯を食いしばって、多くを準備した」とし「きょうはコンディションが良かった。自ら期待した部分もあったし、期待している自分もいた」と大活躍の秘訣を明かした。

　チェ・ジンチョル監督が要求するスピーディーなサッカーについては「監督が望むサッカーは速いテンポと攻守の切り替え、そしてカウンター攻撃だ。早く習得しようと昨日トレーニングでも準備した」とし「ハノイ戦ではなく広州恒大戦に焦点を合わせていたため、徐々に良くなるものと信じている」と自信を示した。

　シム・ドンウンは「10ゴール以上入れたい」と今シーズンの目標を明かした後、「攻撃陣に多くの変化があった。監督が望むサッカーをするためには手足が合わなければならない。息をしっかりと合わせるために仲良く過ごそうと努力している」と説明した。