東京でのファンミーティングは、約6年ぶりとあり、会場はこの日を待ちわびていたファンで、ぎっしりと埋め尽くされた。そんな中、キム・ドンワンのサプライズで幕を開けた。
キム・ドンワン(SHINHWA) の最新ニュースまとめ
オープニング映像が流れた後、叙情的なバラード「ハンカチ」を歌うキム・ドンワンの声だけが聴こえてくる。本人の姿は?とキョロキョロ見渡していると、いきなり2階席のドアが開き、キム・ドンワンがにこやかに登場!思わぬサプライズ演出に、会場は驚きと歓喜が入り混じった大歓声に包まれた。
そのまま2階客席に入っていくキム・ドンワンは、ファンに手を振ったり、一人一人の目を見ながら熱唱。超至近距離での触れ合いに、うれしさのあまり涙を流すファンもいて、会場の熱気は一気に高まった。
そんな興奮冷めやらぬ中、司会の柴田聡からの呼び掛けで、1階のステージに移動し、改めてあいさつをしたキム・ドンワン。流暢な日本語で「こんにちは。お久しぶりです。6年ぶりですね。元気でしたか?みんな元気に見えるね。僕も元気でした(笑)。懐かしい顔がいますね~」と人懐っこい笑顔と、気さくな人柄は相変わらずだ。
1部は「キム・ドンワンの歩みin JAPAN」と題したトークコーナーからスタート。これまでの日本活動を振り返るというもので、キム・ドンワンの自由で正直すぎるトークが炸裂。司会の質問に答えるというより、その場で思いついたことをどんどんしゃべるので、話が思わぬところに脱線し、司会者泣かせ(!? )だが、それが面白く、彼のお茶目な魅力にぐいぐい惹きつけられる。
15年前、初めて日本に来たときの印象について「たくさんの人が好きになってくれて、本当に不思議でした」と語ったほか、日本のお酒は美味しくて、つい飲みすぎてしまって二日酔いになってしまい、インタビュー中に居眠りしてしまったことがあると自ら暴露したり、原宿にあったオムライス屋の思い出をうれしそうに語ったりした。
2010年に単独初ファンミーティングを行なったときは、「新人に戻ったような気分で、本当に緊張してしまいました。日本のステージのほうがドキドキします」としつつも、今は家族のもとに帰ってきたような気分だとも。
また、多趣味で知られるキム・ドンワン。これまでプライベートでは、釜石大観音を見に行ったことや、倉敷でダウンヒルバイクを楽しんだことを明かし、今後してみたいこととしては、巡礼を挙げた。スキャンダルやお酒での失敗があったとき、巡礼をしながら邪気を払いたいというのが理由だそうで、会場を爆笑させた。ほかにも、アニメのロケーションのような大阪の古い旅館に行きたいという願望や、今年は日本語能力試験(JLPT)を受験するという抱負も飛び出した。
さらに、現在MBCバラエティー番組「私、一人で住む」で一人暮らしの様子を公開し、人気を博しているキム・ドンワン。番組のハイライト映像として、ジェットコースターに乗る姿や入院中の姿、料理をする姿、ドローンで遊ぶ姿、中国語の授業を受けている姿などが流れている間、面白おかしく解説を加えながら、おひとりさまを満喫している生活を紹介した。
そして、ファンも気になる結婚の話題へ。司会者が「そろそろ、おひとりさまを卒業して、おふたりさまになることを考えたりは?」と恐る恐る話を振ると、キム・ドンワンは「そうですね。正直に話すと去年まで、婚活をしていたんです」と爆弾発言。客席から「えー!! 」と悲鳴が上がると、「でも、やめたんです。面白くないし、僕の趣味は嫌われるし…。バイク選手とかスキー選手と縁があれば結婚しようと思います(笑)」と打ち明け、「僕は婚活を卒業しました。でも、皆さんはやめないでください。婚活を続けて」とシングルのファンを励ました。
続いて、キム・ドンワンの魅力を語るコーナーへ。開演前、きょう初めてファンミーティングに来たファン、2回目以上のファンに分け、それぞれ色の違うポストイットに、キム・ドンワンの魅力を書いたが、それが貼られたボードが登場。その中から、キム・ドンワンが気に入ったものを選び、選ばれたファンのもとへ行って話をするという、ファンにはたまらない企画だ。
オープニングで2階席を回ったキム・ドンワンは、今度は1階席をグルリと回り、ファンと触れ合った。「マネしたいけどマネできないマメさ」、「伸びる声が好き」、「優しい」、「日本に来てくれるところ」、「メンバーのシン・ヘソンを好きなところ」、「あくなき好奇心」などさまざまな魅力を挙げたファンと直接話し、「うるさいところ」と挙げたファンには、「わー!」と驚かせるような大きな声を上げて近づくなど、優しさとユーモアにあふれたキム・ドンワンのファンサービスに、ファンも大喜びだった。
スペシャルプレゼントはまだまだ続き、なんと20人の座席の裏側に、ピンクの封筒が貼られていると伝えられ、一斉に座席周りをごそごそと探し出すファンたち。しかも、そのうち白のパズルが入っている10人が当選者だという遊び心のあるプレゼント企画。当選した10人がステージ上に上がり、プレゼントはキム・ドンワンの“ハグ”。ギュッとハグしてくれるキム・ドンワンに、とろけるような幸せ気分を味わう10人だった。
そして、今後の活動予定について、キム・ドンワンは「大きな役をオファーされ、それをやろうと思っています。5月から韓国で始まります。何かをします!」と正式発表前、言える範囲でファンにこっそりと教えてくれた。
さらに、3月26日と27日、ソウル・オリンピック公演体操競技場で「SHINHWA」のコンサートがあることもPRした後、「きょうは久しぶりに来たのに、たくさんいらっしゃってくれて本当にありがとうございました。僕だけじゃなく、4月には僕のメンバー(チョンジン)も日本でファンミーティングをするので、応援してください!ありがとうございます」とグループ愛も見せ、1部を締めくくった。
2部は、キム・ドンワンの甘い歌声が堪能できるライブ。会場が一斉にペンライトのオレンジ色に染まった。カジュアルなセーターに着替えたキム・ドンワンは「I’M FINE」などを歌い終えると「久しぶりに歌った(笑)」と照れくさそうにしつつも、久しぶりの日本でのソロステージで、ファンと息を合わせる快感を楽しんでいるようだった。
続いてムードを変え、ギターの弾き語りでカバーを3曲披露。映画「はじまりのうた」のOST、尾崎豊の「僕が僕であるために」、「Mr.Children」の「365日」を情感たっぷりに歌い上げた。ちょっと間違えてしまったというキム・ドンワンだが、心を込めて一所懸命歌う姿にファンはうっとり。キム・ドンワンは「笑ってもいいのに、真剣に聴いてくれてありがとうございます」とファンに感謝した。
そして、タンバリンを打ちながら最新曲「DU DU DU」で雰囲気を盛り上げた後、ロックバラード「男の愛」で甘い歌声を響かせ、最後の曲「PIECE」ではオールスタンディングで会場が一体となった。
キム・ドンワンは「今年また大きい、面白いプログラムで日本に来ようと思っています。また会う日まで、みんな元気に過ごしてください」とあいさつし、本編が終了。
すぐに「キム・ドンワン」コールが巻き起こり、再びステージに登場したキム・ドンワン。「アンコールはどんな曲がいいですか?」と客席に問い掛け、一番リクエストの多かった「ハンカチ」に決定。オープニングで歌ったこの曲をもう一度最後に歌い、会場全員の大合唱で幕を閉じた。
さまざまなステージ、堂々たる立ち振る舞い、巧みなトークでファンの心をがっちりつかみ、“ウイットガイ”ぶりを存分に発揮したキム・ドンワン。春からの新たなチャレンジ、そして「SHINHWA」としての活動でも、どのような姿を見せてくれるのか、今年はますます楽しみだ。
【2016 チョンジン ファンミーティング in Tokyo 概要】
日程︓2016年4月3日(日)
会場︓品川インターシティホール
*開催会場への問い合わせはご遠慮ください。
昼公演︓ 開場13時30分、開演14時
夜公演︓ 開場17時30分、開演18時
チケッ卜価格 昼公演 11,800円(税込) *ハイタッチ付
夜公演 11,800円(税込) *ハイタッチ付
出演者 チョンジン
チケッ卜販売情報イベント公式サイトにて。
http://selection.brokore.com/tour/2016_jun_jin_fanmeeting.html
お問い合わせ先 03-5447-8550 (平日 13:00〜17:00〕
主催/協⼒ Day dream entertainment、株式会社エス・エス・イー
[MV] KIM DONG WAN (김동완) _ DU DU DU
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