「U-KISS」左からジュン、キソプ、ケビン、イライ、スヒョン
「U-KISS」左からジュン、キソプ、ケビン、イライ、スヒョン
2015年12月14日に日本デビュー丸4年を迎え、5周年イヤーに突入した「U-KISS」が、2016年第1弾シングル「Kissing to feel」を2月24日(水)にリリース!過去最高の出荷数となり、オリコン3位を記録した前作「Stay Gold」に続き、日本通算12枚目のシングルとなる今作は、セクシーなダンスナンバー「Kissing to feel」、カップリングには卒業ソング「Shining Stars」が収録される。

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 また、3月23日(水)にはシングル「Stay Gold」「Kissing to feel」はもちろん、2015年のツアーで発表したケビンとフンのソロ曲、スヒョンのソロ曲のアルバムバージョン、キソプが作詞作曲を手掛けた曲、そして新曲をプラスした通算5枚目のアルバム「One Shot One Kill」をリリースすることも決定!
新曲を発表するたびに、より洗練された新たなイメージでファンを驚かせてくれる「U-KISS」。今回は、新譜リリースに先駆け、スヒョン、ケビン、キソプ、イライ、ジュン(フンは韓国での仕事のため欠席)の5人がインタビューに応じてくれた。

 インタビューの準備が整い、メンバーたちがあいさつをしながら続々と入ってくる中、キソプだけがなかなか来ないため、スヒョンが隣のメークルームに向かって大きな声で「キソプ、やるよ~!」と呼びかけると、「キャン」と子犬のような鳴き声で返事をするキソプ。その場にいた全員が大爆笑しているところにキソプが現れ、明るい雰囲気に包まれたまま、インタビューがスタート。

 ニューシングル「Kissing to feel」、ニューアルバム「One Shot One Kill」の魅力から、卒業式の思い出、今春卒業したいこと、そして5周年イヤーの意気込みまで、たっぷりと語ってくれた。



<B>―「U-KISS」としてインタビューに登場していただくのが、約1年ぶりとなります。まずは、皆さんそれぞれの近況から教えていただけますか。</b>
ジュン:僕はファンの皆さんとのコミュニケーションのため、日本語を勉強しています。
一同:お~(と感心)。
ジュン:日本のドラマとかバラエティーとかを見ながら勉強しています。
イライ:僕は、演技の勉強をしています。
ケビン:僕も演技をするのが本当に楽しいです。それから、「U-KISS」の5枚目のアルバム「One Shot One Kill」のレコーディングをしたり、忙しく過ごしています。
スヒョン:僕は韓国でフンさんと一緒に生放送のラジオをやっています。日本では、一人でちょっと活動をしました。
ケビン:「THEカラオケ★バトル」(テレビ東京系)。
スヒョン:ハハハ。点数はあんまり…。でも、多くの方が見てくださったようなので、うれしかったです。ありがとうございます!
キソプ:僕はミュージカル「カフェ・イン」が終わってから、今はまた作詞、作曲をしたり、レコーディングをしたり。
ケビン:キソプの曲もレコーディングしましたね。
キソプ:いろいろなことをしながら過ごしています。

<B>―そして、今いらっしゃらないですが、フンさんは?</b>
スヒョン:さっき僕が言った通り、ラジオを一緒にやっているのと、韓国のドラマ「マイスイートホーム~我が家のはちみつの壷~」にアン・スホという役で出演し、頑張っていますね。日本の活動も一緒にやっているんですけど、きょうは韓国のスケジュールをこなしています。でも、フンが出演しているこのドラマ、今韓国ですごく人気なので、フンは俳優としても、いい勉強になっていると思います。

<B>―では、きょうのインタビューは5人ですけど、フンさんの分まで…。</b>
スヒョン:5人で十分ですけど!(笑)
ケビン:ハハハ。
スヒョン:ケビンがいるから。
ケビン:フンさん、ごめん~(笑)。

<B>―じゃあ、ケビンさんもそうですが、リーダーのスヒョンさんにも頑張っていただいて。
スヒョン:ハイ、ケビンさんが頑張ります(笑)。</b>
ケビン:キソプが頑張ります。
キソプ:ハイ、ジュンさんが頑張ります。
ジュン:イライさん、一緒に頑張りましょう!
一同:(大爆笑)

<B>―相変わらずコンビネーションが抜群ですね(笑)。そんな「U-KISS」が、2月24日に今年最初のシングル「Kissing to feel」をリリースされます。久しぶりのダンスナンバーですが、最初に聴いたときはどういう印象でしたか?</b>
スヒョン:「U-KISS」もこういう曲をちょっと待っていたんですよね。バラードとか、「Action」、「Stay Gold」のように、明るくてかわいいイメージの曲が続いていたんで、激しいダンスで、「U-KISS」らしいパワフルなパフォーマンスを見せたいと思っていたんですよ。だから、初めて聴いたときは、本当にうれしかったですね。曲を聴いただけで、ステージ上で、どんな表情をしながら、ダンスをするのかというのが想像できて、ワクワクしました。
ケビン:ファンの皆さんにセクシーなダンスを見せたかったので、初めて聴いたとき、セクシーなダンスがポイントになると思いましたね。

<B>―セクシーなダンスというのは、どんな感じなんですか?</b>
スヒョン:今までで一番セクシーです。「Forbidden Love」もセクシーだったんですが、たぶん今回の新曲が一番セクシーだと思います。
キソプ:日本でリリースした曲の中ではね。
スヒョン:表現がヘンかもしれませんが、自分の体を手で触るような感じで表現する動きもあるし、骨盤の使い方がちょっとポイントで(笑)。ハイ、頑張ります!

<B>―練習はすごくされたんですか?</b>
スヒョン:もう、いっぱいしていますよ。一番大変なのは、イライさんですね。
イライ:一番大変です(笑)。雰囲気を出して表現するのが、すごく難しいです。

<B>―きょう着ている衣装は、ジャケット写真でも着ていたものですよね。</b>
ケビン:ハイ。男っぽい、男らしい感じで。

<B>―ファンの書き込みを見ていると、スーツ姿がカッコいいという声が多いようですが。</b>
ケビン:へぇ~。
スヒョン:基本的に男はスーツを着ると、カッコいいですよね?(笑)

<B>―ご自分たちでは、このスーツを着てみていかがですか?</b>
スヒョン:ジュンさんは、自分が一番カッコいいと思っていますね。

<B>―そうなんですか?</b>
ジュン:そうです!
一同:(大爆笑)
ジュン:恥ずかしいですけど、そうです。
スヒョン:一番背が高いから、たぶん自分のスーツ姿が一番カッコいいと思っていますよ。(ジュンに)ね?
ジュン:(照れくさそうに)ですね。
一同:(大爆笑)
ケビン:でも、僕たちもそう思います。
スヒョン:本当にジュンさんカッコいいですよ。脚も長いし、背も高いし。
ジュン:ありがとうございます。うれしいですね。

<B>―ジャケット写真は、ワイルドな雰囲気の違うパターンもありますが。</b>
スヒョン:スーツは男らしい、スッキリとしたイメージで、違うパターンのほうは強い男、ワイルドなイメージで。
ケビン:だから、衣装によって、ちょっと表現が変わりますね。スーツを着ると、カチッとした感じですが、ワイルドな衣装を着ると、ダンスももっと激しくなります。
スヒョン:そうですね。雰囲気がガラッと変わるので。

<B>―カップリングの「Shining Stars」は卒業ソングですが、初めて聴いたときはどう思いましたか?</b>
スヒョン:いい曲だなと思いました。
ケビン:毎日聴いています。
スヒョン:最近、ハマっているんですよ。メロディーもいいんですけど、歌詞がすごく印象的で。もともと僕は、メロディーとか楽器の音のほうが先に耳に入ってくるんですけど、この曲は歌詞のほうが先に入ってきたぐらい、歌詞がめっちゃいいです!
ケビン:少し切ないけど、全体的にポジティブな旅立ちの曲なので、明るい気持ちで歌っています。
スヒョン:でも、レコーディングのとき、感情を入れすぎて、泣きそうになりましたね。
キソプ:わざと照明を暗くして、レコーディングをしたんですよ。感情を入れるために。
スヒョン:やっぱり、みんな卒業の経験ってあるじゃないですか。
ケビン:卒業のときの切ない思い出ですね。そういう意味では、一番若いジュンが。
ジュン:中学の卒業式のことを思い出しながら、ラップをしました。
ケビン:先生とか友達とか?
ジュン:先生とか友達に最後のあいさつをしたとき、僕泣いちゃったんですよ。そのときの思い出が蘇りました。

<B>―いまジュンさんの卒業式エピソードが出たので、他のメンバーの皆さんも卒業式の思い出があれば教えてほしいんですが。</b>
キソプ:先生との別れですね。男の先生で、めっちゃ怖かったんですけど、最後の日だけは優しくて、先生が最後のあいさつで、「大学に行っても、夢を追いながら頑張れ」と激励してくださったので、みんな泣いちゃいました。その先生とは今も連絡を取り合っています。
ケビン:僕は、日本はどうか分からないけれど、アメリカは1年間の思い出の写真をまとめたイヤーブックがあって。
スヒョン:韓国にもありますよ。
ケビン:友達とか先生がメッセージを書いてくれて、そのメッセージを後で読むんですが、それがちょっと切ない気持ちになりますね。今もたまに見ています。
スヒョン:僕は正直覚えていないです(笑)。高校生のときの記憶が本当にないんです。
キソプ:それだけ、年を取ったってことだね(笑)。
ケビン:けっこう前のことだから。
一同:ハハハ。
スヒョン:あっ、でも、中学のときの記憶はぼんやりとありますね。優しい先生がいて、僕にご馳走してくださったり、そのときから歌手になることが夢だったんですけど、先生が「絶対に諦めるな」と言ってくださったので、本当に諦めないで、ここまで成長できたので、今こうしていられるのは、その先生のおかげだなと思っています。
ケビン:中学のとき、どんな学生だったの?
スヒョン:今よりちょっと老けていました(笑)。今のほうが若いかも。でも、今もその先生の顔は覚えています。
イライ:僕は中学生のときから、中国へ留学に行っていたので、中国で友達と別れたときの思い出ぐらいですね。

<B>―では、卒業にちなんで、今春卒業したいこと、やめたいことなどを教えてください。</b>
ジュン:僕はアニメです。
スヒョン:アニメはもう見たくない?
ケビン:見てもいいよ!
ジュン:でも、韓国の年では20歳になったので、もう大人じゃないですか。だから、ドラマとか映画をもっとたくさん見たいんです。
スヒョン:かわいいアニメとかはもう見たくないと?
ケビン:スヒョンさんは今もアニメを見てるよ(笑)。
スヒョン:だから、若くなっている気がします。
ジュン:そうですか~(笑)。
ケビン:僕は、遅い時間に起きることを卒業したいです。普段、午前11時ぐらいに起きるんですが、1日が短くなってしまうので、時間がもったいないなと思っていたんです。早く起きたら、もっと自分のしたいこととか、いろいろできると思うので、遅い時間に起きるのをやめたいです。

<B>―もうちょっと朝早く起きたいということですね。</b>
ケビン:朝…、ん~、9時に挑戦したいです。
スヒョン:9時はあんまり早くないですよ!
ケビン:8時!
スヒョン:8時もあんまり…。
ケビン:ハハハ。じゃあ、日の出を見たいです。
スヒョン:だったら5時ぐらいだね。
ケビン:えっ!? 
スヒョン:日本は5時ぐらいでけっこう明るいですよね?
ケビン:韓国は6時!6時ぐらいに起きられるようにしたいです(笑)。

<B>―ケビンさんは早起きが苦手なんですか?</b>
スヒョン:最近、起きるのが一番遅いですね。きょうも一番遅かったんです。
ケビン:きょう?え、イライじゃない?僕がシャワーを浴びた後、イライがきたよ。
スヒョン:イライはもうすでに起きていて、何かしてた。
イライ:(ケビンがシャワーを浴びていたとき)ご飯を食べていました。
ケビン:あっ、そうだったんだぁ。

<B>―スヒョンさんは卒業したいことというと?</b>
スヒョン:日本語の勉強ですね。もう勉強しなくてもいいぐらい、上手くなりたいという意味で。そして、バラエティー番組とか、たくさん日本でも活動をしたいです。
ケビン:頑張ってください!イライは?
イライ:僕は、目上の方から「君はまだ若いから分からないんだ」と言われることがあるので、子ども扱いされることから卒業したいです。大人にみられるようになりたいです。

<B>―キソプさんはいかがですか?卒業したいこと。</b>
キソプ:僕は高いところが本当に怖くて、高所恐怖症なんですが、それを卒業したいです。もっと高いところに慣れるようになりたいです。
スヒョン:1回(高いところから)ジャンプしてみたら?
ケビン:バンジージャンプとか挑戦してください。
スヒョン:スカイダイビングとか。
キソプ:たまに、高いところからジャンプしている夢を見るんですよ。そうすると、体がブルッと震えて、目が覚めるんです。本当に高いところはめっちゃ怖いです。頭が痛くなりますね。

<B>―きょう、この取材場所も高いところで、キソプさんが窓側に座っていますが。</b>
キソプ:(カーテンが引いてあって)外の景色が見えないから大丈夫です。
スヒョン:(カーテンを引いてキソプに)わざと見せないようにしているんです(笑)。

<B>―ニューシングルに続いて、3月23日には5thアルバム「One Shot One Kill」もリリースされますが、どんなアルバムでしょうか?</b>
スヒョン:この1年の「U-KISS」のステキな魅力がたっぷり詰まったアルバムになっています。

<B>―さきほど近況でもお話されていましたが、今回のアルバムにはキソプさんが作詞・作曲した「Illusion」が収録されるんですよね。</b>
一同:(拍手)
スヒョン:この曲は、他のメンバーもアドバイスをしたりして、キソプがこだわりを持って作った曲なので、それが今回のアルバムに入って、メンバーも本当にうれしいです。
キソプ:去年の夏に全国ツアーをしていたときに作った曲なんですが、いつも作詞作曲は夜にやっているので、切ない感じのバラードとかミディアムテンポの曲が多くなるんですよ。
スヒョン:最近はもう日本語の曲も、発音とか感情を込めて歌うということに慣れてきたので、レコーディングで難しいと感じることはなくなってきたんですが、キソプの曲は歌うのが難しかったですね。キソプがこだわっている部分、メロディーとか音があったので、それに応えようとメンバーみんな頑張りました。
キソプ:みんなバッチリでしたよ!
スヒョン:歌い方とかはある程度、こちらに任せてくれて、好きに歌ってもいいという感じだったんですけど、ここは気を付けてっていう部分もありましたね。キソプ、カッコよかったですよ。パソコンの前に座りながら、ここはちょっとこうしてって指示をする姿が(笑)。
キソプ:この曲のスケッチを以前、Instagramにアップしたことがあるので、ファンの皆さんが聴いたら、あの曲か、と分かるかもしれませんね。

<B>―昨年12月に日本デビュー丸4年を迎え、5周年イヤーに突入しましたが、この間変化、成長したことは?</b>
スヒョン:やっぱりジュンの加入で、「U-KISS」のイメージ、雰囲気が変わったことですね。ファンの皆さんから見ると、良いところも悪いところもあると思いますが、ジュンが頑張ってくれて、ツアーも無事に終えることができたし、ファンの皆さんが応援してくださったおかげで、今の形になれたと思います。
ケビン:「U-KISS」はこれまで、いろんなジャンルの音楽に挑戦してきたと思います。K-POPグループという枠を超え、いろんな音楽を届けるグループとして、ファンの皆さんにパフォーマンスをお見せしてきたので、アーティストとして成長したと思います。

<B>―ジュンさんは韓国の年齢で20歳になりましたが、何か変化はありましたか?</b>
ジュン:何も変わらないです。年齢を書くとき、1から2に変わったぐらいで(笑)。あと今までは、仕事が終わってから、メンバーと食事に行くと、いつもコーラとかジンジャエールを飲んでいたんですが、お酒を飲めるようになったのがうれしいです。
スヒョン:それから、ジュンは日々、背が高くなっているんですよ。たぶん23歳ぐらいまで伸びると思うんですけど、この調子だと、190センチまでいきそうなので、ちょっと怖いですね(笑)。

<B>―5周年イヤーの今年はどんな年にしたいですか?</b>
スヒョン:これはいつも「U-KISS」が願っていることですが、日本でたくさん活動をしながら、新しいジャンルにも挑戦して、「U-KISS」の全てをファンの皆さんに見せたいですね。そして、もっとみんな日本語を頑張って、テレビにもたくさん出たいです。
ケビン:スヒョンさんが言ったように、今年はもっとテレビに出たいです。バラエティーとか音楽番組とか、いろんな番組に出られるように、頑張ります!



 インタビューでも、メンバーたちの仲の良さを随所に感じたが、その後のチェキ撮影でもお互いを撮り合ったり、ジュンが自分のチェキを見ながら「太ったなぁ」とつぶやいたりしているところに、キソプが来て、「僕も『カフェ・イン』のときより太ったよ」と話すと、ジュンが「でも見た目には分からないから」と羨ましがり、仲睦まじく雑談を交わすなど、ほほ笑ましい光景が見られた。

 個々でも活動の幅を広げ、着実に存在感を高めているが、やはり全員そろったときの空気感、パワーがすごい「U-KISS」が新譜を引っさげ、どんな活躍を見せてくれるのか、目が離せない。



U-KISS / 「Kissing to feel」Music Video Dance version(short version)
U-KISS / 「Kissing to feel」Music Video Dance version(short version)




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