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トヨタの新型プリウス 韓国で発売
【ソウル聯合ニュース】低燃費で世界のエコカー市場をけん引するトヨタ自動車「プリウス」の4代目が22日韓国で発売され、韓国トヨタは同日、ソウル市内のホテルで発表会を開いた。 プリウスの開発責任者である豊島浩二氏は発表会に出席し、4代目プリウスは優れた燃費性能と感性を刺激するスタイル、徹底した人間中心を実現した内装、先端安全性能をすべて備えているとした上で、ドライバーにときめきを与えるだろうと話した。 7年ぶりにフルモデルチェンジを行った4代目プリウスは旧モデルよりも燃費に優れ、街中での燃費は1リットル当たり22.6キロ(15インチタイヤ)、高速走行時は同21.0キロ、平均は同21.9キロとなっている。 一方、現代自動車が1月に発売した韓国車初のエコカー専用車「アイオニック」(IONIQ)は平均での燃費が同22.4キロでプリウスより優れているが、トヨタ側は街中での燃費ではプリウスが上と主張している。 韓国トヨタは4代目プリウスの韓国での目標販売台数を2000台とした。価格は標準タイプのEが3260万ウォン(約316万円)、高級タイプのSは3890万ウォン。 同社の吉田明久社長は、今年の年間販売目標8500台のうち、ハイブリッド車(HV)の割合を50%以上に引き上げるとした上で、そのためHVのラインナップを10車種に拡大したと強調した。 またアイオニックについては、韓国の輸入車市場の70%がディーゼル車でHVは4%に過ぎないと指摘。その上で、現代がアイオニックを発売したことを歓迎し、共にエコカーの普及拡大に努力すると話した。 yugiri@yna.co.kr