【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が25日発表した昨年の実質国内総生産(GDP)は、前年比2.6%増加した。 四半期別の前年同期比の伸びは1~3月期が0.8%、4~6月期が0.4%、7~9月が1.2%、10~12月が0.7%だった。 昨年のGDP増加率を産業別にみると、製造業は1.3%にとどまり、前年の3.5%を大きく下回った。建設業は前年の0.8%から昨年は3.0%に拡大、サービス業は3.3%から2.8%に鈍化した。 民間消費は2.2%増加し、前年の1.7%を上回った。しかし、財貨とサービスの輸出増加率は2.0%から0.8%に鈍化した。 名目GDPは前年比4.9%増となった。 昨年の実質国民総所得(GNI)は前年比6.5%増加した。実質GNIは物価などを勘案した国民所得の実質的な購買力を示す。 1人当たりのGNIは2万7340ドル(約309万4000円)と、前年比2.6%減少した。2006年に2万ドルを突破、リーマン・ショック直後の2009年に1万ドル台に減少した後、増加が続いていたが、昨年は6年ぶりのマイナスとなった。 mgk1202@yna.co.kr
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