「CLC」左からソン、イェウン、エルキー、ユジン、スンヨン、スンヒ
「CLC」左からソン、イェウン、エルキー、ユジン、スンヨン、スンヒ
4月13日(水)ジャパンファーストミニアルバム「High Heels」を発売し、日本活動のスタートを切る韓国の7人組ガールズグループ「CLC」(シー・エル・シー)。“Crystal Clear” (水晶のようにきれいで透明)という意味を持ち、いつも鮮明な光を放つクリスタルのように変わらない魅力を持ったグループになるというメッセージが込められている。

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 日本初上陸の「CLC」は、4月9日(土)・10日(日)千葉・幕張メッセにて開催された「KCON 2016 Japan」のコンベンションステージや「KCON 2016 Japan × M COUNTDOWN」のプレショーにも出演し、日本活動を本格的にスタートさせたばかり。今回来日中のソン、スンヨン、スンヒ、イェウン、ユジン、エルキーの6人に都内のスタジオにてインタビューを敢行した。ピンクのふんわりしたスカートが可愛らしい衣装で「初めまして。よろしくお願いします!」と笑顔いっぱいの6人。華やかな雰囲気の中でインタビューがスタート。



<B>―まずは自己紹介をお願いします。</b>
スンヒ:こんにちは。私は「CLC」の歌姫スンヒです。「CLC」のメインボーカルです。
ユジン:私は「CLC」のリアルバービー、ユジンです。ダンスとサブボーカルを担当しています。よろしくお願いします。
スンヨン:私は「CLC」のみんなのビタミン、スンヨンです。私はリーダーとリードダンスを担当しています。
ソン:こんにちは、私は「CLC」のインテリ、ソンです。タイ人です。英語、中国語、韓国語、タイ語の4カ国語できます。日本語も勉強中です!
イェウン:こんにちは、私は「CLC」のキュートなラッパー、イェウンです。ありがとうございます。
エルキー:私は「CLC」のお嬢さん、エルキーです。香港から来ました。

<B>―「KCON 2016 Japan」のコンベンションステージや「KCON 2016 Japan × M COUNTDOWN」のプレショーのステージに初めて立ってみてどうでしたか?</b>
スンヨン:初めての日本の舞台でちょっと緊張しましたけど、ファンの方々のおかげで力をもらいましたし、楽しかったです。
エルキー:日本で活動を開始することで、こうして大きなステージに立てたことが本当に光栄です。とてもうれしかったです。次にまた機会があればもっと上手くやりたいと思います。

<B>―イベントでファンの皆さんの声援がすごく大きかったですよね。どのように感じましたか?</b>
ユジン:なんか不思議でした。練習生のときから日本語を勉強していたから、今、こうして日本のファンの皆さんたちと話したりできていることが不思議です。
ソン:思った以上にたくさんのファンの方が来てくださってありがたいなと思います。私たちはプレショー出演なのでそんなにファンの方はたくさんいないだろうなと思っていたんですが、ステージに立ってみたら前の方の1ブロックが私たちのファンで、「CLC」のペンライトを振って応援してくださっていました。本当にうれしかったです。

<B>―いよいよ4月13日(水)にジャパンファーストミニアルバム「High Heels」が発売されますが、今の気持ちはどうですか?</b>
イェウン:私たちのジャパンファーストミニアルバムですから、本当にワクワクしています。
スンヒ:私たちは韓国でデビューしてから数えてもまだ1年ちょっとですが、こうして日本で活動を開始できることに感謝しています。日本語で日本のファンの皆さんに歌うことへのプレッシャーもありましたが、そのぶん頑張って努力してきたと思います。ぜひ頑張って活動していきたいです。

<B>―タイトル曲「High Heels」はサビも覚えやすくて、つい口ずさんでしまいますね。</b>
全員:はい!ありがとうございます(「So what you wanna do~♩ とサビを口ずさんでくれる)

<B>―ありがとうございます(笑)。どんなところに注目して聴いてほしいですか?</b>
スンヨン:「So what you wanna do~」のところもいいですし
イェウン:「空へコンコンコン」のところもいいです。
ユジン:(指を左右に振りながら)「あっち向いて To the left こっち向いて To the right」のところもいいです。ファンの方々が一緒にやってくれてびっくりしました。

<B>―ハイヒールをコンコンとぶつけるようなダンスも可愛いですよね。</b>
スンヨン:はい、ハイヒールを使ったダンスの振り付けもポイントです。

<B>―ハイヒールで踊るのは大変でしたか?</b>
スンヒ:ハイヒールを履いてステージの上で踊るのが初めてだったんです。そうでなくてもハイヒールって履いているだけでも大変じゃないですか。それでダンスをしなくてはならないので本当に大変でした(笑)。
ユジン:最初にハイヒールを履いたときは水ぶくれができたり痣ができたりして。でもずっと練習してきたので、今はもっと自信を持ってできるようになりました。

<B>―「High Heels」日本語版も収録されていますが、発音など難しいところはありましたか?</b>
ユジン:“ざじずぜぞ”と“じゃじぃじゅじぇじょ”が似ているので、ちょっと難しかったです。
スンヨン:あとは“つ”とか。“ふ”とか“ひ”の発音(hの音が弱くなる)も難しかったですね。でもメンバーたち全員、プロデューサーさんに発音が上手だと褒められて楽しくレコーディングできました。

<B>―「High Heels」のMVもマカロンが出てきたりして、色合いがとても可愛らしいですね。どんなところが見どころですか?</b>
スンヨン:ユジンの演技が見どころです(笑)。
ユジン:ハイヒールをまだ履き慣れていない、大人になる過程を描いているんです。まだぎこちないけれど、少しずつ成長していく姿をテーマに撮りました。
イェウン:そしてMVに可愛いグッズがたくさん出てくるので、ファッションがお好きな方は楽しく見てもらえると思います。

<B>―MVでは同じ部屋で暮らしているように描かれていますが、実際も皆さん一緒に住んでいるんですか?</b>
全員:はい!

<B>―誰が何を担当するとか決まってますか?</b>
全員:あります。
ユジン:家族で例えてもいいですか?スンヒがお母さんで、「CLC」のお父さんはイェウン。
スンヨン:イェウンは年下ですけど、頼りがいがあるんです。お姉さんたちの面倒を見てくれるんです(笑)。
イェウン:長女はスンヨンで、次女がエルキー。
ユジン:私は赤ちゃん(笑)。マンネ(末っ子)ですね。

<B>―ソンさんは?</b>
ソン:子犬(笑)

<B>―みんなから可愛がられているんですね。</b>
スンヨン:見た目も子犬みたいで可愛いです。

<B>―ジャパンファーストミニアルバム「High Heels」のアルバムとしての聴きどころを紹介してください。</b>
スンヨン:「ファーストラブ」、「PEPE」、「クングメ」、「I should be so lucky」などが収録されていますが、全部違う魅力があります。バラードもありますし、ダンス曲もありますので、ちゃんと聴いてくれたらいいなと思います。
ユジン:(カイリー・ミノーグの)「I should be so lucky」は日本の方がよく知っている曲だと聞いています。可愛い振り付けもありますので、楽しみにしてほしいです。

<B>―カバーしてみたい日本の曲はありますか?</b>
イェウン:「AKB48」の「メロンジュース」。メロンジュース~♩(メロディーを口ずさんでくれて)すごく可愛い曲なんです。
スンヨン:バラード曲もやってみたいです。「いきものがかり」の「SAKURA」とか。
ユジン:「時をかける少女」の「変わらないもの」も好きな曲です。YUIの「Good-bye Days」も本当に大好きです。

<B>―4月17日(日)には品川インターシティホールでの「JAPAN 1st Showcase ’First Step’」がありますね。今、どんな気持ちですか?</b>
全員:(口々に)ドキドキ、うれしいです。
スンヒ:すごくすごくすごく緊張しています。
イェウン:でも楽しみです。
ユジン:最初の舞台ですから、たくさんのことをファンの方と話したいです。
イェウン:KCONのステージでファンの方とも会えたので、今はよりいっそうワクワクしています。

<B>― 「BEAST」や「4Minute」、「BTOB」さんなどの事務所の先輩からは日本での活動について何かアドバイスはありましたか?</b>
イェウン:「BTOB」先輩は私たちに曲の作詞もしてくれて、普段から「どんな音楽が好きなの?」とか音楽的な面で共感しようとしてくれています。
スンヨン:あといろいろな先輩たちが自分のtwitterに私たちのアルバムをアップしてくれて、ファンの方々がもっと私たちのことを知ってくれたと思います。
ソン:実は来日する前、先週なんですけど、ちょうどレコーディングルームで「BTOB」さんと会いました。そのときにスンヒちゃんが「BTOB」のプニエルさんに「今度日本に行くんですけど、どんな話をしたらいいですかとか、礼儀とかどうしたらいいですか?」って質問したんです。そしたらプニエルさんが答えてくれました。

<B>―プニエルさんはどんな風にアドバイスしてくれたんですか?</b>
スンヒ:正直に話していいですか(笑)。私自身がまだ日本語があまり上手くないので、プニエル先輩に「私あんまり日本語できないんですけど、どうしよう。大丈夫かな。先輩はできますか?」って聞いたら「うん。僕もあんまりできないよ」って(笑)。「でもあんまり心配することないよ」って言ってくれて。「礼儀はどうすればいいですか?心配です」って言ったら「うん。あんまり心配しなくていいよ」って言ってくれて、結局、これといった答えは戻ってこなかったんですけど(笑)。でもずいぶん慰められました。

<B>―そうなんですね(笑)</b>
スンヒ:あと(手を上下左右に振るような仕草をしながら)「ペッペッペー」って。
イェウン:「BTOB」先輩たちが前回来日したときにやったそうなんですけど(笑)
スンヒ:それをやればいいよって(笑)

<B>―楽しいアドバイスですね(笑)</b>
全員:はい(笑)

<B>―日本で行ってみたい場所はありますか?</b>
スンヒ:お猿さんのいる温泉。お猿さんと友だちになりたいです。
エルキー:私はハローキティや、キティの妹のハローミミィが好きなので、ピューロランドに行ってみたいです。

<B>―今回日本に来て驚いたことはありますか?</b>
ユジン:食べ物がたくさんおいしいことです。
スンヨン:コンビニがほんとにいいです!サラダとかパンとかお菓子も種類がたくさんあって。サラダまでおいしいんです。
ユジン:あと日本の皆さんが本当にやさしいです。特に声がかわいいです。
スンヨン:そうです。声がソフトな感じがします。
エルキー:今回日本に来るのが初めてなのに、日本の空港にファンの方がいてくださったんですね。それがとても驚いて幸せでした。

<B>―日本の食べ物は好きですか? 何か美味しいものは食べましたか?</b>
全員:はい、好きです。
スンヨン:あぁ~まだ。美味しいサラダだけ(笑)。好きな食べ物はいろいろあります。
スンヒ:お刺身。
イェウン:私はスイーツが大好きです。

<B>―食べてみたいものはありますか?</b>
ソン:たこ焼き。私の家族がタイでたこ焼きを売っているんですけど、元祖日本のたこ焼きはまだ食べたことがないので、食べてみたいんです。
スンヨン:私は駅弁といろんな種類のおにぎりです。
ユジン:ラーメンと懐石料理を食べたいです。懐石料理は日本ならではですから。

<B>―普段はどんなファッションが好きですか?</b>
スンヨン:一人ずつ好きなスタイルが違うんですけど、でもみんな楽な感じのファッションが好きですね。
スンヒ:合宿所ではもっと楽なスタイルになります(笑)
イェウン:すご~く楽なファッションになります(笑)
ユジン:日本のファッションスタイルも好きなので着てみたいです。
スンヨン:シンプルな感じとか綿の感じもいいですし、ショッピングにも行ってみたいです。

<B>―これから7人の「CLC」として活動がスタートしますが、どういうグループになっていきたいですか?</b>
スンヨン:まず日本で私たち「CLC」のことを知ってもらうことが目標です。ファンの皆さんと一緒に仲良くなりたいと思っています。そして「CLC」の音楽を聴くことでファンの皆さんが楽な気持ちになって癒されたり、明るいエネルギーをあげたりしたいです。

<B>―目標のアーティストはいますか?</b>
スンヨン:「4Minute」先輩です。事務所の先輩だからではなく、歌手としてロールモデルです。舞台で本当にパワフルなオーラがあって尊敬しています。

<B>―最後に日本のファンにメッセージをお願いします。</b>
スンヒ:「CLC」が日本で初めてあいさつすることになりますので、まだ少しぎこちなかったり、いたらないところがあったりしますが、そのぶん努力していきますので、温かく見守ってくださればと思います。そして私たちの「High Heels」をぜひ愛してほしいと思います。



 インタビュー後、ソロでのフォトセッションが始まるとキュートな笑顔やポーズを次々に見せてくれた。またカメラ撮影の合間にチェキを入れるカードへのデコレーションをお願いすると、可愛いシールやカラフルなペンでワイワイ楽しそうにデコレーションし、メンバー同士ひらがなを確認しあったり、「どれがいいかな~」とシールを選んだりする様子は可愛いものが大好きな女の子の素顔。

 そしてすべての取材が終了すると、「今日はありがとうございました。以上、Crystal Clear!『CLC』でした」と全員で声をそろえ、笑顔であいさつしてくれた。透明なクリスタルのような輝きを持つ「CLC」が、今後の日本活動でどんな鮮やかな光を放つのか期待したい。



CLCよりメッセージ到着!
CLCよりメッセージ到着!




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