俳優チョン・イル
俳優チョン・イル
海外でも大人気である韓国若手俳優チョン・イル。2006年に映画「静かな世界」でデビューして以降、「美男<イケメン>ラーメン店」や「夜警日誌」など話題作に次々と出演し、同世代の若手俳優たちの中でもひときわ活躍を見せており、実力派若手俳優の一人である。その他にも海外映画やPV、バラエティーなのでも魅力的な姿を見せ、MBC演技大賞 特別企画部門・男性最優秀演技賞、第7回アジアモデル賞授賞式モデル特別賞ファッショニスタ賞など受賞歴も多数!多方面での活躍がさらに期待されている俳優である。

チョン・イル の最新ニュースまとめ

 俳優デビュー10周年となったことし、日本では1年ぶりとなるファンミーティングを開催。それに先立ち記者会見が行われた。

 会場となった新宿文化センターには、ファンミーティングの開演を待つファンがずらり。記者会見には報道関係者以外にも幸運なファン数十名が記者会見に同席した。「皆さん、お久しぶりです。チョン・イルです」と日本語であいさつしたチョン・イルは爽やかな春のコーディネートで登場。


<B>―1年ぶりのファンミーティングであり、デビュー10周年記念のファンミーティングとなりました。</b>
早いものでデビューして10年が経ち、こうやって10周年のファンミーティングができて、とても感慨深い気持ちです。昨年ファンの皆さんとお会いして、今回もこうしてお会いできてとても幸せでうれしいです。韓国では僕は数え年で30歳になるんですけど、20代のことを色々振り返ってみますと、つらいこともありましたし、幸せなことも本当にたくさんありました。その中でも思うのは、いつもファンの皆さんがそばにいてくださったおかげで、これまで色々なことを乗り越えてこうして活動を続けてくることができたと思うんですね。この場をお借りして、改めてファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。

<B>―韓国でのドラマ撮影期間真っ只中でのファンミーティングとなりましたね。</b>
皆さんにもっと頻繁にお会いしたいんですけれども、ファンミーティングはこれまで1年に1回しかできていなくて…。ただ、僕がつらいとき皆さんにお会いすると本当に癒されてヒーリングをして帰ることができるんですね。なので、単純なファンミーティングというよりも皆さんに癒されて、そして僕も皆さんに癒しを届けられるような時間にしていきたいと思っています。そんなわけで、ファンミーティングの準備というのはドラマ撮影の準備以上に大変なような気がしてるんですね。毎回ファンミーティングの度にファンの皆さんに新しい姿や新しい面をお見せしたいと思っているので、10年前から見に来てくださっている方がいらっしゃったら、「チョン・イル、成長したな!」と思ってもらえるようなファンミーティングになっていると思います。

<B>―今回、特にどんなところを見てほしいですか?</b>
今回はステージと客席の距離をなるべく縮めたいと思いまして、客席で行う演出もあります。ファンの皆さんと一緒に楽しめるイベントを用意しています。「とある」パフォーマンスも準備しています。一昨年から一緒にやってきているバンドのメンバーも一緒なので、
皆さん、2時間退屈しないと思います。今後ろの方に座っているのはファンの方々ですよね?今日初めて来た方はいらっしゃいますか?(6~7割の方が挙手) 大変なことになりましたね…今日で僕にすっかり惚れてしまうことになるかもしれません。そこから抜け出せないかもしれませんよ(笑)

<B>―現在撮影中のドラマ「シンデレラと4人の騎士」のためになさった特別な役作りや撮影現場の雰囲気などを教えてください。</b>
今回のドラマ出演の決め手となったのは、最近出演した「夜警日誌」や「黄金の虹」がドラマ的にも重厚感があってキャラクター的にも重みのあるものだったので20代を終える前にロマンチックなドラマをやっておきたいという気持ちがありました。今10話まで撮影を終えたところなのですが、これまで演じてきたキャラクターとはスタイルが大きく変わっていると思います。以前は演技をする時にとにかくがむしゃらに頑張って、自分のキャラクターを見せていきたいという気負いがあったんですけれども、今はもっと自然体でできるように努力をしていますので、新鮮な感じで観ていただけると思います。日本で「美男<イケメン>ラーメン店」のときが最高潮に人気があったと聞いているのですが、ここではっきりと申し上げられるのは、間違いなく今回の新作は「美男<イケメン>ラーメン店」より面白いと思います。なので、皆さん大きな関心を持っていただきたいと思います。今回の撮影は同世代の役者さんたちと共演しているのでとても楽しいんですけど、プレッシャーにもなるのが、その同世代の役者の中でも私が1番先輩になるんですね。なので、皆から演技について色々と聞かれるんです。そのように聞かれると、「自分自身がしっかりやらなきゃな」という気持ちになります。現場は本当和気あいあいとしていて、このドラマは事前製作で作られているのですが、そのおかげで俳優同士話をする時間もたっぷりありますし、役作りにかける時間も十分にあるので、今回のドラマは本当に期待していただいて良いのではないかと思います。

<B>―これまでのファンミーティングで思い出されることはありますか?</b>
なんといっても昨年「壁ドン」をするイベントがあったんですけれども、それがとてもよく記憶に残っています。ファンミーティングはこれまで他の海外の国も含めて合わせて20回近く行ってきているんですが、回数を重ねることでファンの皆さんがどんなことをすれば喜んでくださるかということがだんだんわかるようになってきました。今回はデビュー10周年のファンミーティングということで時間が短いのが残念ですし、今回はドラマの撮影があったので吟味の時間がたっぷり取れなかったのが残念ではあるんですけれども、ファンの皆さんとのコミュニケーション、触れあいということを1番大事に考えながら準備してきましたのでこれまでとは違ったファンミーティングになるのではないかと思います。

<B>―演技のために行なっている習慣などがあれば教えてください。</b>
僕自身、演技をするスタイルが大きく変わってきたと思っているんですね。今回の作品はよりリラックスして演技ができるようにと考えていました。いつも演技をする際に気をつけているのは台詞のトーン、表情、キャラクターの分析、役作りというものを考えるようにしています。自然体でリラックスしてできるように努めているのですがそういった役作りのために普段から行っていることは、間接的な経験を踏むようにしています。例えば本を読んだり、映画を観たり、ドラマを観たりということもありますし、美術館に行って絵を観るのもとても好きなんですね。旅行もとても好きで、昨年12月には日本に来て一人旅をしました。20日間近く東京や名古屋やそのほかの地方に新幹線に乗って一人旅をしたのですが、そんなふうにして20代最後の時間を日本で締めくくったんです。そういったことが俳優としても演技をする上で支えになっていると思います。俳優生活をする上で心の支えということになりますと、これまでスランプも多く経験していますし、演技をしていく上でつらいことも多くありました。体調を悪くしたときもファンの皆さんが送ってくださった手紙を読み返して、涙を流すこともありました。でも、そういったつらいときに心の支えになってくれたのはファンの皆さんの存在でした。いくら忙しくてもファンの皆さんと会いたいという気持ちになるのが、特に日本のファンの皆さんとは長い時間ずっと一緒に積み重ねてきていて、昔から僕に会いに来てくれる皆さんがいて、本当に義理のようなものを積み重ねてきたような気がするんですね。小さな会場でやっているときから足を運んでくださって…。今となってはこうやって大きな会場で大勢来てくださるようになりましたけど、そのように長い時間をかけて日本のファンの皆さんとの間には義理のような感情が積み重なってきたんじゃないかなと思います。




 その後、ファンミーティング用に既にバンドセットが用意された舞台上でフォトセッションが行われ、ハートマークでポーズを決めるなど愛嬌を見せ、集まったカメラマンたちの笑いを誘う場面もあった。舞台を去るときはファンへ手を振るなど、最後までファンとのコミュニケーションを大切にしていたチョン・イル。記者会見後、ファンミーティングを行い大切な日本のファンとの大切な時間を過ごした



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