超新星 の最新ニュースまとめ
今年3月には「超新星」の4人が入隊することが明らかになっている。その後にも、韓流スターが続々と入隊して新兵訓練を受けることになる。
その新兵訓練はどのように行なわれているのか。具体的にいうと、現役兵として入隊したときの新兵訓練は5週間にわたって行なわれる。ただし、社会服務要員や義務警察の場合、新兵訓練は4週間になる。
まず、5週間訓練から見てみよう。
韓国中部にある論山(ノンサン)の陸軍訓練所で新兵訓練を受けるとする。入所式は普通、月曜日の午後に行なわれる。訓練兵は家族や友人たちと一緒に陸軍訓練所に入っていく。本人だけでなく、家族や友人たちもこのときは不安そうだ。
数百人の新兵が集まった入所式が訓練所の練兵場で行なわれる。一般の民間人から軍人になるうえでの最初の行事で、新兵たちもまだ私服だ。自宅からそのまま来たから仕方がない。
観客席では父母や恋人たちが見守っている。入所式が終わると、訓練兵たちは練兵場を離れて、いよいよ新兵訓練の準備に入っていく。
ここで、家族や恋人としばらくのお別れだ。観客席では多くの母親や恋人が涙を流している。そこらじゅうでハンカチが濡れている。後ろ髪を引かれる思いで、訓練兵たちは練兵場を離れていく。
訓練兵たちは正式に訓練所で登録作業を行ない、その後に自己診断の報告書を書く。これは、自分自身に対するテストだ。入隊する前の自らの生活や経験を正確に分析することで、今後の軍隊生活への覚悟を明確に持てるようにするのである。
次に、訓練兵たちは身長・体重などの体格を正確に測定し、それを元に身体に合う活動服(生活するときに着る服)の支給を受ける。1日目の予定はここまでである。
■様々な検査を経て連隊に入隊
1日目の予定が終わると、以後は夕食を取り、宿舎で休むことになる。このときは間違いなく衝撃を受けるだろう。覚悟していたとはいえ、大量に調理された夕食は母親の手料理とはあまりに違うし、宿舎は板間で自分のスペースは1坪もない。訓練兵たちは一列になって簡易布団を敷いて雑魚寝するのである。
自宅の個室に寝ていた今までとはあまりに違う。その状況に慣れなければ軍隊生活を続けることはできない。いくら落ち込んでも、慣れるしかないのだ。
2日目の朝6時半。起床ラッパのけたたましい音で訓練兵たちが起きる。
「家に帰りたい!」。誰もの顔にそう書いてある。しかし、現実は過酷だ。家に帰るどころか、すばやく支度をして練兵場に出ていかなければならない。
練兵場で点呼を受け、さらに分隊長から軍人の立ち方や歩き方を教えられる。
2日目の重要な行事は、健康診断である。ここで、今後の厳しい訓練を受けられる身体であるかどうかが判定される。
もし健康に問題があれば、病院で治療を受けることになるが、「とうてい軍務に耐えられない」と診断されれば帰宅を命じられる。このように自宅に帰された者は、健康を取り戻した後に改めて兵役の義務を務めることになる。
3日目になると、知能検査や適性検査が行なわれる。知能検査で点数が低いと、特技兵に志願していた人もその権利を取り消されることがある。みんなが真剣にマークシートの回答欄を黒く塗りつぶしていく。
4日目には軍服を支給される。自分の体格に合った軍服を着た訓練兵たちは、配属された連隊に出向き、ここで小銃を割り当てられる。3泊4日の準備期間を経て、いよいよ、連隊入隊式に臨み、軍人としてスタートを切る。
軍人となった訓練兵は同期の10人くらいと一緒に記念撮影をする。その写真は陸軍訓練所のホームページにアップされて、両親や恋人たちが自在に見ることができる。
(文=康 熙奉〔カン ヒボン〕)(ロコレ提供)
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