4月26日の放送で第10話を終えた『テバク』。中盤に入ってドラマはますます面白くなってきた。(写真提供:OSEN)
4月26日の放送で第10話を終えた『テバク』。中盤に入ってドラマはますます面白くなってきた。(写真提供:OSEN)
4月26日の放送で第10話を終えた『テバク』。中盤に入ってドラマはますます面白くなってきた。視聴者の反応もよく、視聴率は第9話の8.0%から第10話は8.9%にアップしている。SBSの公式サイト・視聴者掲示板にも、多くの声が寄せられている。果たして、『テバク』の出演者の中で誰が視聴者から激賞されているだろうか。

韓国ドラマ「テバク~運命の瞬間(とき)~」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想


■『テバク』は大当たり!

 SBSの公式サイトには、『テバク』の再放送が制限されていることに対する苦情が数多く寄せられているが、俳優の演技に対してはおおむね好評で、特に男優陣を高く評価する意見が多い。

 主な声を集めてみよう。

「毎回一編の映画を見るようです。緊張感が連続して続き、ハマリ具合も最高。見どころも多いです。特に、山の中でのテギルとキム・チェゴンの武芸対決はため息が出るほどすばらしいです。本当に面白くて興味深い『テバク(=大当たり)』。まさに題名の通りですね。」

ヨ・ジングの目の輝きだけでも十分だ。彼の演技がとても上手です。チョン・グァンリョルとの対立シーン。粛宗とのシーン、世子との葛藤シーン。それぞれのヨ・ジングの目の輝きだけ見ていても魅了されます。本当にヨ・ジングは途方もない俳優ですね。そのヨ・ジングの他にも、チャン・グンソク、チョン・グァンリョル、チェ・ミンスなどそうそうたる俳優たちの演技をずっと見ることができて大満足です。」

「チョン・グァンリョルさんとチェ・ミンスさんの演技に本当に感嘆します。前に放送していた『六龍が飛ぶ』を全話見て、後番組の『テバク』をついでに見始めたのですが、本当に面白いです。出てくる俳優の方々もみんな素晴らしいです。」


■心がときめく時代劇

 多様な意見が出るのは当然で、女優陣には辛口の意見もあった。

「こんなに熱心に見るドラマは久しぶりですね。ヒロインたちがちょっと物足りないので奮起してほしいですが…。それにしても、粛宗とテギルの対面シーンは本当に良かったです。」

 ヒロインたちは苦言を呈されたが、タムソを演じるイム・ジヨンにしても、序盤の緊張感がやわらいできて、演技も良くなってきている。中盤以降のイム・ジヨンに大いに期待したい。

 恋愛ドラマのように心がときめくという意見もあった。

「『テバク』は本当に大当たりです。すごく期待できます。粛宗の前で、師匠、テギル、ヨニングンがお互いに刃を競ってぶつかりあいましたが、粛宗は知られざる微笑だけを浮かべていました。ドキドキしました。恋愛ドラマではなく、時代劇を見て、どうして心がこんなにときめくのでしょうか。」

 その心情はよく理解できる。ラブストーリーでなくても心がときめくということは、ドラマを見ていてよくあることなのだ。

 なお、『テバク』を取り上げた記事が、演技より視聴率の結果ばかり報じているという不満の声もあった。

「面白ければ、それでいいのに…。党派の戦いでもあるまいし、視聴率を持ち出して1位だとかビリだとか…。本当に韓国の記者たちは他に書く記事がないのか。」

 ドラマの記事を書く記者にとっては耳の痛い意見だ。


■一番激賞されている俳優は誰?

 男優陣がとても好評なのだが、特に激賞されているのが粛宗(スクチョン)を演じているチェ・ミンスである。

 彼について論じる意見は、じかに興奮が伝わってくるかのようだ。

「『チャン・オクチョン』ではユ・アイン氏、『トンイ』ではチ・ジニ氏が粛宗を演じていました。私が見た粛宗の演技者はすべて震えるほど魅力的だったけど、『テバク』でチェ・ミンス氏を見て、まるで本当の粛宗だったかのようなカリスマ性を感じます。その目つきや語り口…どれだけすばらしいか。チョン・グァンリョル氏も過去に『張禧嬪』で粛宗の役に扮したが、それを見てません(泣)。もちろん、これまでの粛宗とは大いに違うし、本当の王はこうあるべきだという感嘆の言葉が素直に出てきます。私の好きな男優はチャ・スンウォン氏だったのに、チェ・ミンス氏もとてもとても素晴らしいです。いくら最近は若い俳優が人気があるといっても、チェ・ミンス氏は別次元ですね。」

「チェ・ミンス氏の演技に鳥肌が立ちます。もっと多く出てきてください。」

「家族そろって息をころして見ました。終わってから、みんな『面白かった』と言っています。凄いのはチェ・ミンス氏。今回の粛宗の役がチェ・ミンス氏の本来隠された姿ではないかと思います。チェ・ミンス氏を見て、制作される方々が本当にすごいと思いました。良かったです。面白かったです。」

 ここまで激賞されるのは稀なことだ。それほどチェ・ミンスの演技がすばらしく見えるのだろう。さすがチェ・ミンスである。


■チャン・グンソクの評価は?

 チェ・ミンスは別格のように評価が高いが、主役のチャン・グンソクを讃える声もかなり多い。

「最近、『テバク』にハマって生きています。チャン・グンソク、ヨ・ジング、チェ・ミンス、チョン・グァンリョル…。男優の演技が本当に大当たりですね。特にチャン・グンソクは今までのイメージが消えました。今回のドラマで完全に認定します。」

「テギルの視線が変わりました。以前はいたずらっ子のような目つきでしたが…。今度の揺るぎがないテギルの視線があまりにもすばらしいです。粛宗とテギルが対面するシーンも良かった。2人の俳優の視線合戦だけでも緊張感で震えました。魅力的な男優の絡みをたくさんたくさん見たいです。」

 最後に、視聴者の代表的な意見を紹介しよう。

「『テバク』は、回数を重ねれば重ねるほど、とてもとてもとても面白いです。ストーリーに感動があって活気にあふれていて、最上の時代劇です。特に、テギルと師匠のキム・チェゴンの出会いがとても良かった。すばらしかったです。今後の展開がより一層期待されます。ありがとうございます。」

 第10話では、テギルがキム・チェゴンの元を去り、完全に一本立ちしていた。今後は新しいテギルの雄姿が見られるはず。ますます新しい展開に期待できる。


文=「ロコレ」編集部
(ロコレ提供)

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